平成29年6月 年の取材記事一覧

所子地区 NO.03

平成29年6月

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【レコーディングスタジオ】
自宅の目の前のこちらが職場という谷尾さん。
何のお仕事されてるんですか?と尋ねると、レコーディングとのこと。
中と外観のギャップがすごいですね!県内外のバンドの方からも、好評だそうです。

こちらのスタジオは設立から5年目を迎えたそうで、
以前中海テレビの番組でも出演いただいた、『オフィシャル髭男dism』の皆さんも
こちらでレコーディングしていたそうです。現在は東京でプロとして活躍されてます!

折角なので、僕もレコーディング体験させていただきましたよ!

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【懐かしい出会い】
谷尾さんのスタジオを出て隣の畑に行くと、懐かしい出会いがありました。
かつて、イベントで行われていた国信女相撲。その横綱だった谷尾トミ子さんでした!

以前2007年にお会いした時に96歳。現在は106歳()お元気ですね(^^)

元気の秘訣は、
みんなに愛されて悩みなく過ごすこと」だそうです。

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【門脇家住宅・看板】
所子地区には国や県指定の重要文化財も沢山あり、風情豊かな場所です。
以前所子に訪れた時には無かった、看板がありました。
『国選定大山町所子伝統的建造物群保存地区』 平成25年12月27日に選定されたそうです。
看板の横には散策マップもありましたよ。これを見ながら歩いてみましょう!

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【風習】
この集落では年中注連縄を飾る習慣があり、家内安全などを願ってかけています。
『冠木門(かぶきもん)』ここが一番古い形態の門だそうです。

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【梅花藻】
家々の横を流れる小川には、『梅花藻』と呼ばれる小さな白い花を咲かせる藻が川底に自生していました。
この藻は綺麗な水でしか育たないそうです。
昔は牛を飼っている家が多く、農作業のあとに牛をこの小川を歩かせて泥を落としたりと使っていました。

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【店門脇】
こちらは昔の郵便局だったそうです。店門脇とは、屋号です。こちらにも注連縄ありますね。

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【防風林のある家】
立派な防風林です!全て椿の木だそうで、家をぐるりと囲んでいます。
案内してくれた舩原さんは子どもの頃椿の花を取って蜜を吸っていたそうですよ(笑)

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【賀茂神社】
歴史のある神社ということで、宮司の金田さんにお話を伺いました。
こちらの社殿は大正4年に建てられたそうです。本殿にある看板に「加茂神社」と書かれた看板が。
これは、出雲大社の宮司であった『千家尊福』さんに書いていただいたものだそうです。
昔は『賀・加』ともこだわりが無かったため、加茂神社となっているようです。

この千家尊福さんは、私たちがよく知る正月の歌『一月一日』を作詩された方です。
「年の初めの例とて~ 」そう知ると、身近に感じられますね(^^)

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【神さんの通り道】
賀茂神社からまっすぐ正面を見ると神さんの通り道とされる場所で、
「この道には家などを建ててはいけません」と、昔から決まっているそうです。

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【種まき】
皆さんで種まきをされていたので、お話を伺ってみました。
『ロシアンヒマワリ』という聞きなれないヒマワリの種を蒔いていらっしゃいました。
お盆過ぎには背丈ほどのヒマワリが楽しめるそうです。
近所の保育園の保育士たちが育ったヒマワリで迷路を作り、園児を遊ばせるんだとか。楽しそうですね(^^)

種を蒔いていたこちらの方々は3年ほど前から「 臼の会 」を立ち上げ、
作り手の居なくなった農地を使ってもち米を作っているそうです。
収穫されたもち米はみんなでお餅にして、部落の人たち全員に配るそうですよ!