令和6年5月 年の取材記事一覧

山上地区 NO.02

令和6年5月放送
日南町山上地区

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【田植え準備】
田んぼに水を張る前の準備をされている方にお話をうかがいました。
米作りで有名な日南町の中でも、山上地区は米作りに適した地域じゃないかな。と話してくださいました。
実は、山形県で開催された『第17回 あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト』で優秀金賞を受賞された農家さんです!

機械で数値を測定するのではなく、予選から実際に人が食べておいしさを競うコンテスト!日南町では、高橋さんが初めて受賞されたそうです。

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高橋さんが所属するエコファームHOSOYAでは、肥料に中海の海藻を使用されているのが特長です。

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おにぎりを握っていただきました!
しっかり、ふっくらしたお米で、甘みがあって、美味しいです!!

エコファームHOSOYAのHPや道の駅にちなんで 購入できるそうです。

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【有限会社だんだん】
有限会社だんだんは、機械のオペレーターを派遣するなど、集落営農団体 笠木営農組合の実働部隊として6人で活動されています。

たくさん並んでいるビニールハウスへ案内していただきました。
米子でも米を作っておられるそうですが、 こちらでは、直販するコシヒカリ、もち米をメインに育てておられます。

食味値が80点を超えたら、誰が食べても美味しいと感じる目安です。

このあたりのコシヒカリは83~86点
去年89、90点という数値がでた圃場もあったそうです!(2024年5月現在)

ハウスの外にあるろうそく!
翌日の最低気温が0度近くなる予報の時、霜が降りないように 夜、ろうそくをつけ、空気を滞留させて、霜を防ぐとのこと。
異常気象で、ビニールを張った後に雪が降ったことがあり、その際もろうそくが大活躍したそうです。

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管理されているのは、約30ヘクタール(地元21ヘクタール 米子9ヘクタール)
東京ドームに例えると6個くらいです。

畦畔(けいはん)と呼ばれる 田んぼ間の段差が多くて、その間の草刈りが大変と話してくださいました。
昔は、そんなにいなかったという猪が多くなり、育てた作物をイノシシが荒らしてしまうため、農業法人を作り、耕作放棄地を増やさないようにと取り組まれています。

農村かさぎ で検索 購入可能だそうです。

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【田植え準備:あらしろかき】
トラクターで作業中の方にお話をうかがいました。

田んぼに水をためるため、下の土を細かくして、平らにならしていく作業をされていました。
この後、1週間くらいあけて、植えしろと呼ばれる田植えの前に水を入れて平らにならす作業をします。

難波さんは今年で24歳。(2024年5月現在)
農業高校を卒業されてから、鳥取の農業大学校へ進学。
現在は、有限会社だんだんにお勤めされています。就農して約4年。 実家が岡山で農業をやっていて、将来は家業を継ごうと考えているそうです。

もともと機械が好き。
農業ではいろいろな機械を使いますが、特に米は使う機械が多いそうです。
田植え前からいくと
ロータリー ⇒ (アタッチメントを切り換えて)しろかき ⇒ 田植え機 ⇒ ブームスプレーヤー ⇒ コンバイン

いくつもの機械が登場します。
『農業は楽しい!面白い』と笑顔で話してくださいました!まさに天職ですね。

(有限会社だんだんは)農業法人なので、 跡継ぎがいなくて、農業をやめられる方。
機械が壊れたなどの理由で、作業を委託されることが多いとのことです。

田植え前の田ごしらえや、草刈りなどの依頼もあるそうです。
山上地区のあちこちで作業されています。

みなさんのこうした苦労があって、美味しい農作物がつくられているんですね!

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【アメダス茶屋】
日南町の茶屋といえばこちら!
8年前にもおじゃましたアメダス茶屋さんへ

お店がオープンして10年近くになるそうです。

周りの風景はあまり変わりませんが、
この8年で、(周りに住む)人が少なくなって、ちょっと寂しい気がします。とのことですが、県外から、景色や、空気がよい、とドライブがてら来られる方は増えたそうです。

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おすすめはアメダスランチ!

魚とお肉・・どちらもおすすめとのことで、
今日は、お魚でお願いします!

まずは、前菜とスープ ミルクが少し入った具沢山のミネストローネ!
美味しいです。トマトの風味が活きています。

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これだけ種類があったら大満足です!
ごはんとパンが選べるそうですが、魚のソースとの相性が抜群ということで、パンにしてもらいました!

地元のパン屋(さくらんぼん)さんのパンだそうです。

アメダス茶屋は周辺で唯一アルコールが楽しめるお店!
地域の為になくてはならないお店の一つですね。また、お伺いできる日を楽しみにしています!

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【常桂寺・カネナリカイ】
8年前にもお邪魔しました。常桂寺さん!
地域のみなさんが鐘をついておられます。

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総代の青戸さんにお話をうかがいました。

昭和52年にこの鐘ができたそうです。

カネナリカイ:平成16年に和尚さんが他界され、鐘をつく人がいない。
集落で行った飲み会の席で、やるか!となった翌日から、近所の人がつき始めて、 そこから続いているそうです。 縁起のいい名前です。
永平寺に直接電話して確認、奇数がいいだろうということで7回か9回鐘をつくそうです。

ぼくも鐘をつかせて頂きました。 ついた後、余韻がなくなるまで(45秒くらい)待つのがいいそうで、待っている間は贅沢な時間です。