令和7年4月 年の取材記事一覧

日吉津村 No.04

令和7年4月放送 日吉津村編

【伯耆のきのこ】
代表の三鴨さんにお話を聞きました。
現在栽培しているメインはしいたけ。きくらげ、なめこ、ひらたけ、こむぎたけ、やまぶしたけ
こちらでは、それらの基となる菌床と、きくらげの栽培を行っています。

菌床を作るための機械・環境を案内していただきました。
原料となるチップ(楢)⇒ 別の機械で四角いブロックに ⇒ 殺菌窯で殺菌
⇒クリーンルーム ⇒種をまく

菌床は共有でどの種を撒くか、が違いです。

【きくらげの発生室】
きくらげの種をまいた菌床をひっくり返して並べ、カッターで切れ目を入れる。
切ったところからきくらげが生えてくるそうです。
人間の耳くらいのサイズになったら、根元から上に持ち上げるようにして収穫

【きのこ パック詰め】
種類によって指定されたサイズでパック詰め。
『たもぎたけ』は、いい出汁がでるので、お吸い物におすすめ!
脳に効果がある成分 認知症の改善効果がある と言われて注目されているきのこだそうです。

万脳だし:たもぎたけをパック詰めする際に出る、小さいサイズのきのこ、軸の部分など商品にならない部分を使用。ホックで購入可能で近々まるごうでも買えるようになるとのことです。

【いわくら愛犬訓練所】
10年前にもお会いした岩倉さん。前回も訓練中に声をかけさせていただきましたが、この日も、警察犬に必要な訓練中でした。
警察犬になるためには3年以上かかるそうです。
鳥取県警では、令和4年度から直轄警察犬制度を開始。
直轄警察犬は県東部・警察学校(鳥取市)にいるため、距離が遠い場合は、西部にいる嘱託警察犬に出動要請がかかることもあります。

直轄警察犬が活躍することが多くなったことと、
こちらの訓練所では、一般家庭の犬の訓練も行っているため、警察犬の訓練を行う回数が以前より少なくなってきたそうです。

【日吉津小学校・モルック大会】
グラウンドにたくさん人が集まって、モルック大会が開催されています。
モルックは、フィンランドで始まったゲームで、スキットルという数字が書いてある棒(ピン)を モルックという棒を投げて倒す競技です。

複数倒したら、倒れた棒(スキットル)の本数。
1本なら、書いてある数字が得点
チームで、50点ちょうどを目指すゲームです。
50点を超えたら、25点に戻る。

日吉津村スポーツ協会と日吉津村中学生サークルのコラボ企画の一つ。
いろいろな世代の子どもたちの交流の場が持てたらと実施されています。

【中学生サークル Sparkle Bulbs】
主にボランティア活動。みんなが楽しめるようにと実施した今回のモルック大会や、日吉津のお土産(日吉津村のマスコットキャラクター りっぷちゃんの形をしたクッキー)を作るなど、様々な企画を実施中。日吉津村の魅力を広めていけたらと、今後の活動について話してくれました。
『小学生の頃から入りたいと思っていた。』『みんな日吉津が好き』と楽しそうです。

【Potato Kids ポテトキッズ】
ボランティアサークル ポテトキッズのみなさんが、(さきほどもお話を聞いた)三鴨さんから農地を借りて、農業体験中。この日は、アスパラの種まきをされていました。
メンバーは約30人。下は保育園児から上は中学1年生まで。
2024年4月からは、子どもたちが育てた野菜や、三鴨さんからきのこの提供を受け、
ポテトキッズの保護者で地域食堂を月に1度開催しています。

ポテトキッズの中に『農業スクール 糸』があり、メンバーは中学1年生が5名。
これまでも、自分たちで野菜を植えて、育てた野菜を地域のイベントで販売するなど、
部活のように中学校の放課後に活動しています。

【長年続いている番組ならではの出会いが・・】
お話を聞いていた彼。10年くらい前、日吉津を訪れた時出会っていました。

みんなで管理しているポケットパークに案内してもらいました。
ここのお花は子どもたちが、育てています。朝7時半くらいに水やりしているそうです。

【おおた農園】
以前は、北高の近くにハウスがありましたが、5年前から日吉津に移転(2025年4月現在)いちごの季節は、12月~6月頃まで。

取材した時期に栽培していたのは『かおり野(新しい品種)』だそうです。

今後は、米子にある加工場を日吉津に移して、
夏くらいから、キッチンカーでいちごの商品を販売してまわろうかと話してくださいました。