令和7年6月 伯耆町二部地区
【二部小学校 児童クラブ】
校内には地元出身の彫刻家 辻晉堂の銅像があります。
伯耆町では二部地区のみ、児童クラブがなかったため、『だんだんプロジェクト』が運営している放課後児童クラブです。
代表の車さんにお話を伺いました。
二部小学校の全校生徒は24人。(2025年6月現在)
二部地区は、田植えや運動会では、地域チーム(大人)が子どもたちと対決するなど、世代を超えた交流が盛んな地区です。
子どもたちの一番おすすめは『アカハライモリ!』
校内の池にいる、アカハライモリを一緒に探しました。
池には何匹もいるそうで、すぐ捕獲できました。
【二部っ子しいたけ園】
毎年、二部小学校で3年生が栽培。
みんなで育てた しいたけは、地域の祭りで販売しているそうです。
山に囲まれ、自然が豊かなので、子どもたちは火おこしや、山の竹を切ったり、弓をつくったりとサバイバルを楽しんでいるそうです(^^♪
【たまねぎ農家 中田さん】
伯耆町の学校給食に提供するたまねぎ、里芋を栽培しておられます。
二部小学校の3、4年生が農家体験として、植え付けや収穫を行っているそうです。
たまねぎは、11月いっぱいくらいに植えて6月~7月ごろ収穫。
作物以外では、写真が趣味の中田さん、大山の写真を撮るのがおすすめで、以前は雲海を5年間撮影していたそうです。
お宅に案内していただきました。庭には、烏骨鶏が9羽いてネットで卵を購入し孵化させたそうです。
【野上荘(のがみしょう)神社】
このあたりを野上の荘といっていたことが由来で、かつては、上代から鬼守橋あたりまでの氏神さまと言われていたそうです。
花田さんは、蛸舞神事で有名な福岡神社や大守神社など 全部で7社の宮司さんをされています。
夏越の祓: 萱で、柱と柱の間くらいの大きな輪を作って、夕方に輪くぐりを。
氏子さんが紙を人型に切って、自分の体の悪いところをなでてからお参り。その後おたきあげも行うそうです。1年の半分の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈る行事で、毎年7月31日に開催されています。子供向けのお祭りなども実施されるそうです。
花田さんの息子さんと甥っ子さんも神主さんをされており、家族総出で運営されています。
【どぶろく上代】
2021年にコロナ禍で売上が減少し、当時の経営陣が事業終了を検討している頃、遠藤さんがUターンで戻ってきました。子どもの頃、上代地区の田植えに参加していたこと、地域を活性化したいと思っていたことなど、ご縁とタイミングが合い2022年に事業承継して社長就任。
作っている人の顔がわかるような発信など、酒蔵らしくない活動として、SNSやECサイトに力を入れているそうです。
まちづくり会社として、地域の方に好きになってもらうこと、まずは地域に根付くことを意識しながら、地元の酒米を使用。先代の気持ちも大切に取り組んでおられます。
従来のどぶろくは、年配の男性が購入されることが多かった。
若い世代や女性にも飲んでもらいたいと事業承継後に新商品を開発。
どぶろくはどうやって飲むの?いつ飲むの?と聞かれることが多く
甘酒もそうなんじゃないか。と
平日の朝7時に飲んで欲しい、とろりと飲みやすい甘酒。休日の朝10時にゆっくり味わって欲しい、お米の粒感がある甘酒の2種類を開発。
飲んでほしいタイミングを意識したそうです。
今後の展望は、先代からの想いを大切にしながら、地域のおじいちゃんおばあちゃんが育てた野菜を販売するマルシェ、甘酒やどぶろくのジェラートの販売。製造現場の見学など、人が集まる場所にしたいと話してくださいました。
【安住山荘・癒しの桃源郷】
安達さんが安住山荘の整備を手がけてから、今年で40年。御年84歳
まだ進行中!90%くらいの完成の桃源郷。
まだ残り10%あるそうです。
里山生態系保護区に認定されたそうです。
安達さんが作った水連の池を案内してもらいました。まるでモネの絵画のよう。
木にぶらさがっているのは、モリアオガエルの卵で孵化するとオタマジャクシが池に落ちるそうです。生物がたくさんいるのも認定の理由ですね。
残りの10%の展望は?
2か所のキャンプ場(1つは完成しているサウナキャンプ)の整備や、まだ4つある幻の滝について、鎌倉山の登山道をつけたいなど、これからやりたい事を楽しそうに語ってくださいました。今後の展開も楽しみですね。 安住山荘のご利用はこちら 電話(0859)27-2787(安達住建まで)
令和7年5月 大山町 庄内地区
御年78歳。58歳の時から20年間毎日、歩いておられる杉原さん。
名和遊歩会に所属。日本ウォーキング協会が実施している地球1周に挑戦してみたらと歩き続け4年10か月で地球1周(約4万キロ)を達成!1日約24キロのハイペース。
10年8か月かけて地球2周目を達成!
現在は地球3周達成を目標に歩いておられます。
予想では、あと4年くらいで達成できるそうですよ!
保育所のいちご狩りに畑を提供したり、大山町子ども見守り隊として活躍されるなど、地域の発展に尽力されています。
【WAKAMEDAKA】
5月に開催される『だいせん めだかまるしぇ』の準備中。
コロナ禍に、鑑賞用としてめだかを飼いはじめ、その魅力に取りつかれ、沼にはまったという若松さん。めだかの販売をされています。
こちらにいるめだかはなんと100種類。
珍しいめだかを見せていただきました。
【押平(おしなら)神社】
押平(おしなら)地区にある神社です。神社についてもっとも古い記録は棟札で、1600年代に社殿が建立されたと書かれているそうです。
以前は大きな松の木が2本あり、そのうちの1本は、押村さんが小学生の時、大山登山した時、頂上から見えたそうです。
貴族の荘園があったことからきているのでは?庄内地区の由来も教えていただきました。
【D‘sプランニング】
10年以上前、ブロッコリーの取材をさせていただいたD’sプランニングさん。
法人にして10年。
ブロッコリーと白ねぎの2種類だと中途半端になる部分ができるとのことで、
現在は白ねぎ一本!この日は、白ねぎの出荷調整(削除)作業中でした。
畑の面積は、15ヘクタール(東京ドーム約3.2個分)
天候に左右される部分が多く、今年は特に、豪雨などの影響で生産が落ちている。年々影響が大きいそうです。(2025年5月現在)
首都圏で販売することも可能だが、(首都圏には)広い土地もない。自然豊かなこの地域が好き。生産規模や生産技術を向上させ、農業の未来を変えるため、日本一の農業集団を作りたい!と話してくださいました。
【名和盆踊り伝承会】
3代目の会長松田さん。
小学生の時、伝承会の方が教えに来てくれたことがきっかけで、加入を決めたという若い世代の姿も。名和神社のお祭りなど、各所で踊られています。
昔話を基にした踊りがあるそうですよ。
個性的な踊りの方と16年前にもお会いした方はなんと親子。まさに伝承ですね!
【庄内道場】
道場が始まって16年。
小学生はベスト9、中学生はベスト7が全国大会に出場。
10年連続全国大会出場選手を輩出するクラブです。
昨年、初めて全国大会で入賞。
みんな全国大会出場!入賞!を目指して稽古に励んでいます。
剣道を始めたい方は(090-7777-1741 後藤さん)にお問い合わせください。
令和7年4月放送 日吉津村編
【伯耆のきのこ】
代表の三鴨さんにお話を聞きました。
現在栽培しているメインはしいたけ。きくらげ、なめこ、ひらたけ、こむぎたけ、やまぶしたけ
こちらでは、それらの基となる菌床と、きくらげの栽培を行っています。
菌床を作るための機械・環境を案内していただきました。
原料となるチップ(楢)⇒ 別の機械で四角いブロックに ⇒ 殺菌窯で殺菌
⇒クリーンルーム ⇒種をまく
菌床は共有でどの種を撒くか、が違いです。
【きくらげの発生室】
きくらげの種をまいた菌床をひっくり返して並べ、カッターで切れ目を入れる。
切ったところからきくらげが生えてくるそうです。
人間の耳くらいのサイズになったら、根元から上に持ち上げるようにして収穫
【きのこ パック詰め】
種類によって指定されたサイズでパック詰め。
『たもぎたけ』は、いい出汁がでるので、お吸い物におすすめ!
脳に効果がある成分 認知症の改善効果がある と言われて注目されているきのこだそうです。
万脳だし:たもぎたけをパック詰めする際に出る、小さいサイズのきのこ、軸の部分など商品にならない部分を使用。ホックで購入可能で近々まるごうでも買えるようになるとのことです。
【いわくら愛犬訓練所】
10年前にもお会いした岩倉さん。前回も訓練中に声をかけさせていただきましたが、この日も、警察犬に必要な訓練中でした。
警察犬になるためには3年以上かかるそうです。
鳥取県警では、令和4年度から直轄警察犬制度を開始。
直轄警察犬は県東部・警察学校(鳥取市)にいるため、距離が遠い場合は、西部にいる嘱託警察犬に出動要請がかかることもあります。
直轄警察犬が活躍することが多くなったことと、
こちらの訓練所では、一般家庭の犬の訓練も行っているため、警察犬の訓練を行う回数が以前より少なくなってきたそうです。
【日吉津小学校・モルック大会】
グラウンドにたくさん人が集まって、モルック大会が開催されています。
モルックは、フィンランドで始まったゲームで、スキットルという数字が書いてある棒(ピン)を モルックという棒を投げて倒す競技です。
複数倒したら、倒れた棒(スキットル)の本数。
1本なら、書いてある数字が得点
チームで、50点ちょうどを目指すゲームです。
50点を超えたら、25点に戻る。
日吉津村スポーツ協会と日吉津村中学生サークルのコラボ企画の一つ。
いろいろな世代の子どもたちの交流の場が持てたらと実施されています。
【中学生サークル Sparkle Bulbs】
主にボランティア活動。みんなが楽しめるようにと実施した今回のモルック大会や、日吉津のお土産(日吉津村のマスコットキャラクター りっぷちゃんの形をしたクッキー)を作るなど、様々な企画を実施中。日吉津村の魅力を広めていけたらと、今後の活動について話してくれました。
『小学生の頃から入りたいと思っていた。』『みんな日吉津が好き』と楽しそうです。
【Potato Kids ポテトキッズ】
ボランティアサークル ポテトキッズのみなさんが、(さきほどもお話を聞いた)三鴨さんから農地を借りて、農業体験中。この日は、アスパラの種まきをされていました。
メンバーは約30人。下は保育園児から上は中学1年生まで。
2024年4月からは、子どもたちが育てた野菜や、三鴨さんからきのこの提供を受け、
ポテトキッズの保護者で地域食堂を月に1度開催しています。
ポテトキッズの中に『農業スクール 糸』があり、メンバーは中学1年生が5名。
これまでも、自分たちで野菜を植えて、育てた野菜を地域のイベントで販売するなど、
部活のように中学校の放課後に活動しています。
【長年続いている番組ならではの出会いが・・】
お話を聞いていた彼。10年くらい前、日吉津を訪れた時出会っていました。
みんなで管理しているポケットパークに案内してもらいました。
ここのお花は子どもたちが、育てています。朝7時半くらいに水やりしているそうです。
【おおた農園】
以前は、北高の近くにハウスがありましたが、5年前から日吉津に移転(2025年4月現在)いちごの季節は、12月~6月頃まで。
取材した時期に栽培していたのは『かおり野(新しい品種)』だそうです。
今後は、米子にある加工場を日吉津に移して、
夏くらいから、キッチンカーでいちごの商品を販売してまわろうかと話してくださいました。
令和7年3月放送 福米西地区
【たいそう さん☆さん保育園】
令和7年4月で開園8年目。
広い遊戯室には、鉄棒やボルダリングが!
体操に特化。体を動かすことに力をいれている保育園です。
週に1回、東山水泳場での水泳の授業もあります。
体が丈夫になって、風邪をひかなくなったと言われる保護者の方もいらっしゃるそうです。
【きら☆きら保育園】
さん☆さん保育園でお話を聞いた方・・・?
瞬間移動ではなく、実は、お二人は双子!
もう一人のお姉さんと3姉妹でNPO法人えがおサポート(保育園や子育て支援、学童保育)を運営されています。
取材にお邪魔したこの日は土曜日。
クラスに関係なく、みんな一緒に遊んでいます。
現在は、0歳から6歳までの園児が通っていて、
令和6年度から対象年齢を変更し、0歳から2歳児まで。
年少以降は、姉妹園であるさん☆さん保育園へ転園する形になるそうです。
【子育て情報ステーション CHUCHU】
子育て支援事業(親子で訪問、先生と相談)、保護者さん同士の交流の場。学童クラブがある複合施設です。
毎日のように通われているという親子
東京から転勤してこられたそうです。
転勤で来られた方が利用されるケースが多く、
毎週火曜日の午後は、「転勤族さんいらっしゃ~いタイム」が開催。
サイコロで出た話題について話す企画も実施されているそうです。
こちらの施設は、日曜日、祝日、年末年始がお休み。
土曜日に開所している(米子市の)支援センターはこちらだけとのことで、
土曜日に利用される方が多いです。
予約不要。利用したい時にふらっと来られるのも魅力ですね。
【CHUCHU 学童クラブ のび☆のび】
13年前から学童クラブを運用。(2025年3月現在)
小学1年生から6年生までが利用。放課後の余暇がメインで、(希望者には)土曜日もやっています。
子どもの頃に通っていた職員さんがいらっしゃるそうです。
『子どもの頃遊んでいた場所で職員として働くことになり、感慨深い。1個下にもう一人 後輩として入ってきてくれて、(自分たちは)こどもの気持ちがわかるので、同じ気持ちで遊んでいます。』とのことです。
【素問(そもん)元気堂薬局】
素問とは、漢方薬に関する古典が由来だそうです。
漢方薬、処方箋、市販薬、自然の成分を使ったサプリなどを取り扱っています。
こちらのお店は、平成元年に境港出身の青砥さんのお父さんが開業されました。
(お父さんは)薬科大学卒業後、福島で漢方薬について勉強されたそうです。
青砥さんご自身は、2018年頃鳥取に戻ってきて、3年前くらいにお店を引き継ぎ、
やりたいようにやればいい。とのお父さんからの声もあり、Instagram、YouTubeにも力を入れられています。
病気になる前のケアが大切。
消化管をきれいにすることで体臭改善。
おすすめの『ササヘルス』を試飲させていただきました。
緑茶みたいで飲みやすい ちまきの笹のような風味がします。
【幸せの黄金鯛焼き】
いい香りに誘われてお店へ
種子島産安納芋をあんに使用。
店名の“黄金”は、お芋の色からきています。
注文を受けてから焼くので、アツアツです
安納芋の甘さがちょうどいい!
数え方は匹!
多い方は30匹買われる方もいるそうです。
【福米西スポーツ少年団 野球部】
2025年のテーマは:本気
令和6年度は、山陰の大会などいろいろな大会で優勝!
2月に、新チームで大会に出場。
グラウンドで、練習した後は、公民館で野球のルールについての座学も実施されるそうです。
(左)お兄ちゃんが野球をやっていて、その影響で始めた女子部員(新5年生)
(右)WBCでの大谷選手のプレーをみて入部を決めた部員
『本気でプレー、まず1勝。』
チーム内に、今年のテーマ:「本気」が浸透しています!
【カフェドラペ】
2001年開業、丸24年。
開店当時は、お向かいとお隣の3軒くらいしかない造成地で、ここ(お店)から新日本海新聞社の社屋が見えていたそうです。
ご主人が米子出身。
藤波さんご自身は東京で仕事をされていて、早期退職して米子に帰ってこられました。
出張が多い仕事だったので、50代過ぎたら、ゆっくりと落ち着いた仕事がしたいと、
退職する1年位前にコーヒーの淹れ方など教室に通い、準備されてきたそうです。
東京・赤坂の教室で教えてもらったお店からこだわりのコーヒー豆を仕入れされています。
ケーキも手作り。
ブレンドコーヒーは3種類
こちらのテラス席では、桜の季節には、上のカーテンを外すので、上から降り注ぐ桜を楽しむことができます。
春以降 庭の花々が楽しめるとのことですよ。
令和7年2月 米子市就将地区
【米子城】
米子城専属カメラマン(笑)、ガイドをされている岡さんと一緒に米子城へ
岡さんが撮影された写真は、ポスターやパンフレットに使用されています。
2024年12月に港山公園側の登山ルートが完成。
珍しいと言われる米子城の登り石垣。
専用アプリをダウンロードすると、VRで当時を再現した映像が見られます。
【内膳丸】
見晴らしがよく、中海が一望できます。
また、ここから天守を見ることができ、春は桜が咲くので、隠れた撮影スポットだそうです。
【天守台】
天守台から米子の町を一望できます。
鯛石(鯛の形をした石):自然なのか、彫ってあるのか、わからないそうですが、
ガイドする際、ここが一番人気!だそうです。
岡さん一押しの撮影ポイントは石垣の隅。
手前にある石垣、大山、日本海、街並み。 全部が一度に見られる絶好のスポット!
【三の丸番所】
2024年3月に完成した三の丸番所。
駐車場が整備され、休憩所・トイレがあり、木造で居心地のいい空間です。
ここにも岡さんの写真が。
季節によって、写真を入れ替えているそうです。 米子城の説明や、VRの説明もあります。
2026年度中の完成を目指して、三の丸広場の整備が進められています。
【ネージュ】
10年くらい前、偶然お声がけした方でした。
こちらのお店は2024年10月にオープン。
国産米粉を100%使用、クリームは大山乳業。こだわりのシフォンケーキ屋さんです。
店名のネージュは、フランス語で『ふわふわする雪』の意味
雪と由紀さんのお名前からきているそうです。
【ミス・ラベンダー】
真っ白な外観が特徴の雑貨店。
オープンしてから今年で21年目だそうです。(2025年2月現在)
こちらには保護ネコが4匹。愛猫をモチーフにしたオリジナルの和三盆など
フードプリントで作られた商品も取り扱っておられます。
協力できたら、と売り上げの一部を動物愛護団体へ寄付もされているそうです。
お客様と仕入れ先の方々に支えられてやってこられた。
ストーリーのある商品を扱っているので、引き続きその想いを伝えていきたいと話してくださいました。
竹内さんは、生粋の就将っ子。おすすめの場所を教えてもらいました。
【目久美(目組)神社】
ミス・ラベンダー 竹内さんおすすめの目久美神社へ
古事記に出てくる久延毘古(くえびこ)という案山子の神様を祀る神社。
足にまつわる神様とのことです。この番組は足が商売道具!参拝しました。
【モンキーポッド クライミングジム】
子供向けのクライミング教室を開催中!
この日の教室は、たくさんの子どもたち(小学生から高校生まで)がクライミングに挑戦しています。
教室は子ども向けのみですが、一般利用(3歳から大人まで)も可能なので、
ふらっと来て、登ることが可能です。
現在小学6年生の生徒さん。
年長からクライミングを始めて、今年の全国大会予選では1位通過。
3月に埼玉で開催される全国大会へ出場。結果が楽しみですね!
【えほんや とこちゃん】
以前から前を通るたびに気になっていたお店へ
1999年11月にオープン。今年で26年目(2025年2月現在)。
店長の高橋さんは、小学校や保育園で読み聞かせ活動などもされています。
店名の由来は『とこちゃんはどこ?』という絵本から。
(高橋さんの)お子さんたちから「一番読んでいた本は、これだよ」という言葉もあり、店名にしたそうです。
話を聞いていたら、早速読み聞かせがスタート
表紙をめくって1枚目 見返しの色は、それぞれ絵本によって違うそうです。
ロングセラーの絵本は、子どもたちが気持ちよく生きられる本が多いと話してくださいました。大人も一緒になって楽しめる絵本。
絵本の魅力を伝えたい!という高橋さんの想いが伝わってきます。
令和7年1月放送 米子が生んだ作詞家岡本おさみ特別編
米子市出身の作詞家岡本おさみさん。
ゆかりの地をめぐり、実際に交流された方々のお話を聞きながら岡本さんの人柄を紹介します。
【音楽記念碑】
2024年11月に音楽記念碑が完成した米子市公会堂へ
岡本おさみさんを語る会会長の長谷川泰二さんにお話をうかがいました。
70年代の若者には、岡本おさみさんと吉田拓郎さんのコンビの歌が影響を与えている。
岡本おさみさんを語る会発足時から、第一の目標として掲げていた音楽記念碑が承認された。
記念碑建設の資金集め、クラウドファンディングで集まるのかどうか不安だったけれど、
突破していく力。やってみよう!というのは米子(市民)のチカラ!
クラウドファンディングの8割くらいは県外の方から。
長谷川さんと岡本さんのつながりは、40年以上前にさかのぼる。
岡本さんが米子に帰省された際に、米子では音楽祭がなかなか開かれないと居酒屋で嘆いたとき、『どこでもホールになる! やることが大事!場所がないのは言い訳。』との岡本さんからの言葉をきっかけに、1985年米子ワイワイ音楽祭を開催。
米子市公会堂をメイン会場に、それぞれの場所で各ジャンルの音楽を演奏。
都合が合わず、岡本さんは音楽祭に来ていただくことはできなかったけれど、報告に行きアドバイスをもらった。
『やり続けていく勇気が大事!』という遺言のようなメッセージをもらった。
今後の構想として、岡本おさみアワード(作詞や作曲など創作活動をする次世代の若者たちを表彰する企画)を実施したい。
【旅に唄あり】
山陰中央新報社発刊のエッセイの中に、岡本さんの出身地についての記述があり、実際にその場所で幼馴染のお二人にお話を伺いました。
岡本さんは中学時代、卓球をしていたとのことで、卓球しながら歌っていたのを覚えているそうです。
岡本さん、福村さんともう一人の3人でよく遊び歩いていて『糀町の三羽烏』とよばれていたそうです。
家のすぐ裏を加茂川が流れていて、幼少期は魚とりをされていたそうです。
当時、橋から飛び降りて遊んでいたそうです。
【啓成小学校】
昭和30年代まで今の高島屋のあたりに啓成小学校があった。
福村さんは、帰り道にたまに岡本さんと一緒になると、馬車ひきのおじさんが荷物を下ろしたあとの馬車の荷車にのるなど、なかなかいたずらな一面が・・
岡本さんが作詞家だったとは知らなかったそうで、襟裳岬のレコード大賞受賞で知ったそうです。
【第一中学校(東山中学校)時代の恩師】
第一中学校時代の先生にお話を聞くことができました。
生徒は1学年300人(6クラスで各クラス50人くらい)
西尾さんは20歳で教員に。岡本さんとは、5,6歳しか違わず友達のような関係だったそうです。
(当時の岡本さんの印象は、)人懐っこいところがあった、優しい口調。
有名になったのは知ったのは、襟裳岬のレコード大賞受賞で。
当時の担任の先生から話を聞き、驚いたそうです。
その後、新聞などに名前が出てきたら、つい見てしまう。と話してくださいました。
【高校時代を語る映像が】
岡本さんは米子東高校に進学。
中海テレビ放送に高校時代を語った映像が残っていました。
当時、野球部が強く、よく甲子園に応援に行っていたそうです。
【高校時代からの友人】
岡本さんは、高校時代からの友人である森脇広静(ひろよし)さんを米子に帰省するたびに訪れていたそうです。
残念ながら、森脇さんは昨年11月(2024年)にお亡くなりになり、森脇さんの奥様にお話をうかがいました。
以前は、2階で喫茶店をされていて、お店に顔を出し、何時間もしゃべっていた。
レコード大賞に襟裳岬がノミネートされた日も、実は喫茶店に来られて「逃げてきた・・(笑)」と話していたそうです。表に出ることはあまり好きではなかったようです。
森脇さんの奥さんが、岡本さんに作詞について、話を聞いてみたところ、
楽しい詩ができた時は吉田拓郎さんへ 暗い曲は長谷川きよしさんへと言われたそうです。貴重なお話を聞かせていただきました。
【日本大学時代】
大学時代、岡本さんと交流があったという方にお話を伺いました。
徳田さんが2年生の時、サークル活動で知り合った。
岡本さんは、演劇研究会のOB。日大ミュージカルの脚本・演出を担当。
同じ米子市出身、それも実家は近所で
中学・高校も同じ学校だったそうです。年齢は、3歳差。
徳田さんは東高の野球部出身。故郷の米子については、野球の話をしたことがあるけれど、それ以外はなかったそうです。
岡本さんが米子出身であることを意外と知らない。米子東高校の同窓会の人もあまり知らなかった。「県外の人が来ても、岡本さんが米子出身であることがわかる記念碑ができてよかった」と語ってくださいました。
岡本さんはシャイで、優しい人。
気骨のある、素晴らしい先輩。
【思い出に残る交流をされた方】
日展に入選した時の作品。
岡本さんとは、森田さんは、書道の師匠のつながりで50年前に出会った。
10回目の日展にはぜひ襟裳岬を書いて出したい!と思っていた。
2点作って、1点は出展。
もう1点は巻物にして、入選した次の年に千葉の(岡本さんの)ご自宅に持って行った。
岡本さんは落ち着いていて物静かな人。
岡本さんが、ミュージカルに熱中していた時があり、その時の話などをされていた。
放浪の作詞家といわれていますが、1か月単位で現地に滞在し、地域の方とコミュニケーションをとりながら創作活動されていたそうです。
【山河、今は遠く】
発起人の長谷川さんは、米子を思って作ったのではないかと思い、「山河、今は遠く」(歌 ネーネーズ)の歌詞を記念碑に刻むことにしたそうです。