令和4年 年の取材記事一覧

福栄地区 NO.02

令和4年12月

7年ぶり3回目になります。

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【福榮神社】
福が栄えるという意味で福栄と言われている『福栄』地区
みなさんの心のよりどころ、開運八社めぐりの1つである福栄神社で、地域の歴史に詳しい松田さんにお話をうかがいました。

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【九塚川】
福榮神社の目の前に流れる九塚川は日野川の支流の1つ。
3年前に福榮の歴史をまとめた『九塚川ヒストリー』が完成(2022年12月現在)
約2年かかってまとめられたそうです。

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【日南のかしら打ち】
家内安全・牛馬繁栄・五穀豊穣の祈願と感謝の思いを込めて奉納される郷土芸能で、 毎年11月の第3日曜日に福榮神社で開催され、太鼓・獅子舞・猿田彦の舞が奉納されています。

明治以前から行われていたと伝えられているそうです。
戦時中に一度途絶えたものの昭和28年(1953年)に復活されました。

かしら打ち保存会があり、小中学生から大人までが一緒になり舞を披露されているそうです。
2005年、県指定無形民俗文化財に指定されました。

【福榮神社境内・イチョウ】
福榮神社の境内へ行ってみました。
まさにイチョウの絨毯です。

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【野分の館】
(井上靖さんの記念館)野分の館の保存を行われている野分の会の長谷川会長にお話をうかがいました。
保存会のメンバーは20名くらい。日南町の方が多いそうです。
年3回、(6月、8月、10月に)草刈りなどを行っておられます。

1月29日は井上靖さんの命日で、毎年大好物の塩ぼたもちを備えて、碑前祭を行って おられます。28年くらい続けていらっしゃるそうです。

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1945年(昭和20年)6月18日から半年ほど、井上靖さんの家族が大阪での戦火を避けるために疎開して来られ、自身もしばしば訪れました。
当時疎開先を見つけるのはとても大変だったそうですが、 知人・親戚を頼って、福栄へ疎開されたそうです。

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昭和40年撮影・当時の家

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【野分の館】
長谷川さんに野分の館を案内していただきました。
ゆかりの品々が展示されており、一般の方も見学可能です。(無料)

野分の館の名前の由来になった作品も展示されています。

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【白谷工房】
中村さんにお話をうかがいました。
前回お邪魔した時は、ご自宅でしたが、保育園の跡地を利用した工房へ移転してこられました。

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【寄木細工】
 県展に出品した作品が飾られていました。

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アクセサリーも作っておられます。人気はピアス。
黒い木は神代欅と呼ばれる貴重な木を使用されています。

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【神代欅(じんだいけやき)】 鳥取市の本高弓ノ木遺跡から出土した約2700年前の貴重な欅です。

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工房を起ち上げて10年。(2022年12月現在)
もともと大工さんだった中村さん。解体した木や現場ででる端材が捨てられるのがもったいないとの思いをずっと持っていて、試行錯誤しながら独学で寄木細工を習得されたそうです。

 10周年を記念して、ご自身でつくられた壁。インスタ映えを目的に作られたそうです!
ペンキは塗ってありますが、向かいにあった福榮小学校の廃材の一部も使用されています。
 押しピンの跡など、それぞれの木に思いがたくさん。
これからの作品にも注目していきたいです。

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【サクラソウを守る会】
13年ぶりにお邪魔しました。
4月下旬から5月10日頃が見頃
その年の気温によって、開花時期は変わりますが、だいたいGW前後が見頃です。

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メンバーは12名くらい。
 活動は、年2回、木道を直したり、石段を舗装したり、草刈りなどを行っておられます。
4月上旬から下旬は、交代で案内や盗掘を防止するため、常駐されているそうです。

【サクラソウ】
ピンクと白の2種類で、湿地帯でしか咲かない花です。
 2020年5月に県の天然記念物に指定されました。

昨年(2021年)、大雨の影響で土砂が崩れ、埋まってしまったそうですが、取り除く作業をして、今年は無事開花。(2022年12月現在)

さまざまな環境条件が整っていないと自生できないサクラソウ。 豊かな自然が残っている証ですね。

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【玉泉寺】
 住職の門原さんにお話をうかがいました。13年前は奥様にお話を聞きました。

会館で葬儀の際に司会をされたという本池さんが勉強会にいらっしゃっていました。 中海テレビ放送の番組でもお世話になった方です。懐かしいです。

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住職の話を聞くだけではなく、お経について住職お手製の教本で勉強されていました。 歴代の住職の名前を挙げ、先代がいらっしゃるおかげで今の自分がある。といった意味だそうです。

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 受け継いだ命は、2代目だと6名から(両親、祖父母、祖父母)、 6代遡ると126人からになります!
10代目まで遡ると2026人!

これだけの命を受け継いだ者同士が出会うのはまさに奇跡。一期一会ですね。

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【六道絵】
人間の世界を表している  1人では生きていけないので、お互いに支え合って生きていくためには・・といった教えの意味だそうです。

溝口地区 NO.03

令和4年11月放送

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【岩立観音堂】

大山領内二十番札所(大山寺領では各集落に一つずつ札所があります。)
岩立地区にある岩立観音堂。
地域の歴史に詳しい西村さんにお話をうかがいました。

 岩立地区は、現在28世帯が暮らしておられます。

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【常夜灯・お地蔵様】
大山寺の影響もあり、地蔵信仰が盛んな地域です。

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【岩立神社巨樹群】
樹齢200年と言われる杉や、もみ・いちょうが植わっており、 それらは、伯耆町の天然記念物に指定されています。

 

 一番大きな杉の木の幹の周りは5m30cm。

 

【岩立神社】
 神社自体は、棟札を調べたそうですが、いつ建てられたかはわからないそうです。

 巨樹があることで、荘厳な雰囲気に。
ファンで、参拝に来られる方もいらっしゃるそうです。

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【岩立交流館】
取材にお邪魔した日は、翌日が敬老会。ということで、賑やかにお迎えしたいと、準備をしておられました。

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 毎年、記念写真を撮影されるそうで、館内に写真が飾られています。
 今年も玄関で記念撮影を行い、(コロナ禍の影響で)記念品とお弁当を持って帰っていただくそうです。

 

僕も飾りつけをお手伝いさせていただきました。

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【畜産農家 宮崎さん】
前回お会いしたのは11年前、当時は、畜産を初めて4年目。(2022年11月現在)
東京出身の奥さんとご主人の出身地である伯耆町に戻られてゼロからのスタートで 和牛の繁殖に挑んでこられました。

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11年前より広くなった牧場。
現在は約30頭の牛が暮らしています。

今年(2022年)10月、鹿児島県で開催された全国和牛能力共進会では、鳥取県の団長を務められました。

 5年前に肉質日本一を獲得した鳥取和牛ですが、 その後の5年間で他県も良い牛をつくろうとがんばったそうです。鳥取県勢としても、がんばったけれど、みなさんの期待に少し応えられなかったと、話してくださいました。

 

共進会では、部門がいろいろとあり、それぞれの部門で審査して日本一を決めていくそうです。
牛は肩で子どもを産むというくらい、肩が強いことが重要で、 肩付きや足の強さも重要だそうです。
『またがんばっていい牛をつくれたら』と話してくださいました。

宮崎さんのお子さんは、北海道の畜産系の大学に進学され、共進会では、北海道代表に同行されたそうです。将来が楽しみですね。

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【枡水】
枡で測ったように水量が変わらないことから村人たちが「ますみず」と呼ぶようになったことが地名の由来だと言われています。

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 【大山ますみず高原天空リフト】
 ガイドの影山さんにお話を伺いました。 自称『高原の貴公子』の影山さんと11年ぶりの再会です。

この11年の間に、天空テラスが完成したり、藍野神社が分祀されたりといろいろと変化があったそうです。

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『コムコムスタジオ』と『パルディア』のリフトもあります。 『(33番)ドルフィンラブシート!』というリフトもあるそうですよ 。

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大山もようやく色づいてきて、訪れる方が増えてきているそうです。

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 【天空テラス】
 晴れていたら海の方まで見えます。 この日はモヤがかかっていましたが、これはこれで幻想的なすすき畑。 テラス席やハンモックもあり、ゆっくりと楽しむことができます。

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【天使のはしご】
雲の切れ間から太陽の光が放射線状に地上に降り注いでいる現象で、 「天使のはしご」とよばれています。

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【溝口のさかなくん】
境港さかな検定 達人の生田くんにお話を伺いました。

 自分が釣った魚や、買ってきた魚を捌いて、お造りを仕上げるそうですよ。
捌く前と捌いた後の写真をファイルで保管しているということで見せてもらいました。

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 取材にお邪魔した日の前日には、「まぐろを捌いた。」と話してくれました。

【ツバメウオ 】
漁師さん曰く、ロシアンルーレットみたいな魚で、 何匹かに1匹 ものすごく臭い個体がいる と聞いていたので、 捌く前ににおいを確認したと話してくれました。

 

 いろいろな魚を捌いてきた生田くんの一番のおすすめは「アイブリ」。 とても美味しいそうです。
 珍しい魚ということで、僕も初めてみました。

 魚に関する知識や捌き方は、本と独学とのことで、 生田家では、魚の調理は和獅くんが担当しているそうですよ。

 来年はぜひスーパー達人を目指してがんばってくださいね。

東西町地区 NO.02

令和4年10月放送
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【東西町スポーツ広場】
バイパスの開通工事のため、以前のグラウンドを壊し、こちらに移転。
2021年11月に完成したグラウンドです。
散歩や、スポーツの場として活用されています。
取材にお邪魔したこの日は、住民の皆さんが草むしりをされていました。


会長の小杉さんにお話をうかがいました。
現在の東西町の町民は約1,200人、460世帯ほどとのことです。
昭和45年頃、入居が始まった住宅地で、今年で発足50周年を迎えます。(2022年現在)

住民第一号の方が参加されているとのことで、お話をうかがいました。
引っ越してこられた当初は電話線もなく、 2年目くらいにようやく電話がついたとのことです。
今は、過ごしやすく、この場所を選んで間違いはなかったと話してくださいました。

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【グリコこそだてパークなんぶ】
2020年10月に完成した芝が張られた公園です。
遊びに来られていた方にお話をうかがいました。

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【決め手は大山 幡岡さん】
もともとは、大阪出身の幡岡さん。
奥さんの実家がある日吉津村に住んでおられましたが、正面が大山というこの場所に4年前に引っ越してこられたそうです。

自然が多く、子育てもしやすく、のびのびとできる。ごはんもおいしい。南部町での生活を満喫していると、話してくださいました。

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お庭には八重桜。
家で花見ができるそうですよ。

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【決め手は大山 西田さん】
もともと琴浦町出身の西田さん。
建てられて3年のご自宅は、お庭から大山が見えます。
天気がいいと烏ケ山や三鈷峰が見えると話してくださいました。
山登りが好きとのことで、お詳しい。 西田さんのお母さんが山登りが好きで、大人になってから登るようになったとのことです。

南部町自体が子育てに力をいれていて、 パッと入ったけど、地元の方が優しく、(ニュータウンということもあり)別の地域から来た人が多いので、そういう風土が根付いているのかもしれませんね。

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【特定農地】
町が借り上げて、野菜を育ててくれる人を募集した畑。
健康づくりが目的で、お話をうかがった細田さんは、大根の種を植えておられました。

高齢化や地域のお店がなくなったこともあり、月に2回 同じように野菜を育てておられる方と2人で野菜市を開催されています。

余ったら、給食用に食材を提供されているとのことです。

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【在宅生活支援ハウス つどい】
 月に1回、第3土曜日に開催される「わくわくショップ」に向けて、 コケ玉を作成されていました。

参加されている方の中に、前回お話をうかがった阿部さんがいらっしゃいました。

里山デザイン機構が空き家リフォームなどの、取り組みを行っていることもあり、若い方が多くなってきたと話してくださいました。

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構想5年。
東西町50周年記念誌をみせていただきました。

これからも楽しみですね

彦名地区 NO.04

令和4年9月放送

僕がパルディアのMCをやっていた18年前に取材させていただいた方と再会しました。(2022年現在)

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ガレージにある3台の車は、どれも同じ車種。
後ろは、トラック仕様になっています。かっこいいですね!

前回は、ドクターペッパーの話で盛り上がりました。

この棚には、ちょっと変わったドリンクの空き瓶が並んでいます。
うなぎコーラ、あんまりうなぎの風味などは感じられなかったそうです。
もみじラムネなどは、風味がちゃんとあった。とのことですよ

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実は、紺本さんは、すごい方なんです!
2019年の「現代の名工」に選ばれた旋盤の技術をもった、すごい職人さんです。

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前回見せていただいたのは、ヨーヨー。
紺本さんが作られるヨーヨーが、世界大会(製作部門)に出品され、3年連続優勝を含め、4回優勝されたそうです。

お嬢さんからのプレゼントのガチャガチャ

こんな商品があったの?と思う商品などを見かけると、 その商品の開発に携わる人の想いや風景を思い浮かべる。 すごい、と思うのと同時にくやしい気持ちになる。と話してくださいました。

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【ギター調整の神】

ギター調整の神と呼ばれ、プロのミュージシャンのギターを調整することもある湯島さんにお会いすることができました。

 

ギターの調整を始めて8年くらい。
現在修理の依頼がきているのは3本くらいで、 ご自身のギターは200本くらいあるそうです。

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ギターのボディの音程が悪い箇所を触りながら確かめ、指で押し込んだり、傷を入れて調整。

ギターの弦をはじいた時、音程が悪い箇所があるギターの弦はまばらに動くが、調整するとそれがなくなるとのことで、これがゴッドハンドと呼ばれる所以ですね。

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【ブロッコリー】

彦名干拓地でブロッコリーを栽培しておられる畑中さんにお話をうかがいました。

農業関係の会社を退職後、実家の農業。独立して、3年になるそうです。

農協への出荷時間に合わせて夜中からブロッコリー収穫をするそうです。
全て一人で行うため、育てる品種を変えたり、植える時期をずらすなどして、出荷に対応しておられます。

今後は、植えたものを全部収穫できる技術を身に着けてから、面積を増し、お客さんに直接売るような販路を広げられたら・・と話してくださいました。

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【花房精肉店】
店長の中山さんにお話をうかがいました。

鳥取県東部の指定 畜産農家さんが育てたブランド牛『万葉牛』が人気です。
通常の霜降りは、ちょっとでいい。と言われる方がいらっしゃると思いますが、 この農家さんに限っては、おかわりできるような霜降りがテーマで、ほどよい脂で、あっさりと食べられるそうです。

人気のバーガーをいただきました。

トッピングのベーコンは、大山の麓で名人がつくる美味しいベーコン。

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【キャメルスポーツ】
中学1年生から卓球を始めて、34年。お子さんが生まれた年にご自分で卓球場を建てられたという小林さんにお話をうかがいました。

幼稚園児から大人の方まで、30名ほどが通われています。
水曜日はお休みとのことですが、
アスリートコースの子どもたちは、水曜日以外、ほぼ毎日通って、練習しているそうです。

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『練習して、試合に出る時が楽しい。』
『試合で、いいボールが決まった時、面白いと思う。』
『目標は、全国大会に出ること』 と話してくれました。

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【稲田本店】
来年(令和5年)で創業350年。
お邪魔したこの日は、土曜酔市が開催されていました。

感謝の気持ちを伝えるプレイベントとして行われ、
来年に向けて、さらにイベントも計画されているそうです。

現在のお店は、平成元年に今の場所に移動。その前は、米子城のあたりに酒蔵があったそうです。

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店内でも、商品を購入できるということで、案内していただきました。
オーク樽で熟成させた梅酒
米焼酎と北条ワインの赤ワインをワイン樽で熟成させたお酒(35度)

今後、新しい展開も考えておられるとのことで、楽しみです。

黒坂地区 NO.02

令和4年8月

令和48月 令和48月

【九路坂(くろさか)軽トラ朝市】
通りに人が1人もいない時間帯が多く、街に賑わいをと始まった取り組みの1つで、 毎週土曜日の朝、朝市が開催されています。
運営しているのは、黒坂野菜クラブの皆さん。
梅林さんにお話をうかがいました。

令和48月

九路坂(くろさか):黒坂村の周囲に9つの坂があり、九路坂と表したという言い伝えがあり、そこから名付けられたそうです。

2022年度で廃校となる黒坂小学校では、8月14日に、全国にいる卒業生に呼びかけ イベントを計画されているそうです。
大道芸人やキッチンカー、ビアガーデンも計画されているそうです。 (撮影日:2022年7月23日)

 廃校後の4月から跡地の活用法
住民から、活用案がでてくるよう、いろいろ考えていきたいと話してくださいました。

令和48月

【黒坂駅】
2022年11月で100周年を迎える黒坂駅 記念イベントや、駅にまつわるお話を小冊子にまとめて発行予定とのこと、

これからも楽しみですね!

令和48月 令和48月

【黒坂カワコふれあい公園】
たくさんの人がグラウンドゴルフを楽しんでおられます。
撮影にお邪魔したこの日は、黒坂地区と根雨地区のグラウンドゴルフ協会の会員さんが プレーしておられました。
会長の生田さんにお話をうかがいました。
公園の芝は、会員のみなさまが管理されているそうです。

令和48月
(左)81歳男性、グラウンドゴルフ歴18年 毎日、同じことは二度と起きない。もういっぺん、明日もがんばろう!と繰り返し。 飽きることはない。と話してくださいました。

公園を散歩している時、声をかけてもらい、やってみたらおもしろかった。と話してくださった方は、初めて8年になるところ、とのこと。

グラウンドゴルフを公園でやっているのを知っていて、自分もやってみたいと飛び込んだ方もいらっしゃいます。

参加されているみなさんお元気!グラウンドゴルフが元気の源ですね!

僕も参加させていただきました。
何度か、グラウンドゴルフをやったことがありますが、全然上達しません。

令和48月

【黒坂ジュニアソフトテニスクラブ】
監督の長谷川さんは、中学生からソフトテニスを始めて60年。
ジュニアソフトテニスクラブでの指導歴は11年。

去年(2021年)の県大会優勝ペア。

今年(2022年)は県大会2位。

7月に秋田県で開催されるソフトテニスの全国大会へ出場

『まずは1勝』 、『優勝を目指す』 と話してくれました。

結果は・・全国ベスト16!  (16位/191チーム中)

伊田くんのご両親もソフトテニス経験者。
お母さんは、日野中が全国大会 団体戦で優勝した時のメンバーのお一人だそうです。
お父さんもソフトテニス経験者。
小さい頃から、ソフトテニスに親しんでおり、今では、子ども達全員ソフトテニスプレーヤー。

日野町は、テニスが盛ん。
伊田くんのお母さんが学生の頃から、近所のおじさんたちに指導してもらっていたそうです。
テニスが根付いていて、それが強さの秘密なのかもしれません。

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【黒坂地区 自主防災委員会】
委員会の結成は鳥取西部地震の2年後の2002年。

鳥取西部地震の際、孤立した黒坂地区。
役場からの指示が受けられなかったこともあり、住民の防災意識は高いそうです。
自主防災委員会主導で、年に一回 防災訓練が実施されています。

 

組織がうまく運用できていることで評価され、内閣総理大臣賞を受賞されたそうです。

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お話を伺った梅林さんのご自宅にお邪魔しました。
以前は店舗だったご自宅には、梅林さんご自身が撮影された写真が飾られています。

県展で入選した写真
出征前日に撮影された写真の前で向き合う梅林さんのご両親の写真です。

二科展にも出品されており、今後の目標は、毎年県展と二科展に出展することだそうです。

ギャラリーには、梅林さんのお母さんが描かれた墨彩画も飾られています。

こちらの似顔絵は、梅林さんご自身が描かれたそうです。

【黒坂小学校】
今年度で廃校になる黒坂小学校。
砂流校長先生にお話をうかがいました。

明治6年に開校してから今年度で150年。
明治44年の卒業生の写真が残っています。
菅福小学校と合併したこともあり、菅福小学校の卒業写真も飾られています。

4月からは、黒坂小学校、菅福小学校、日野中学校が合併し、義務教育学校『日野学園』となります。

現在の黒坂小学校の全校生徒は24名。

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以前校門があったあたりの桜の木を象徴としてあげられる方も多く、長い歴史のある小学校が閉校になるのは寂しいですが、

今後の活用方法も楽しみですね。

福生西地区 NO.03

令和4年7月 福生西地区

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今回で3回目のご出演。地域の歴史に詳しい福景さんにお話をうかがいました。
前回は、皆生にあった競馬場のお話を聞きました。 その当時、福景さんは3~4才。

第二次世界大戦の頃から、温泉に注目が集まってきました。 昭和元年には、現在の米子市観光センターのあたりに駅があり、鉄道が整備され、電車が走っていたそうです。

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もともとは、車尾村の一部で、かつてこの辺りは、日野川まで松林。
 皆生つるや横の道は、100年前のメインストリートで、道幅は、大八車が通れるくらいだったそうですよ。

100年ほど前、街並みを開拓するにあたり、京都を模したとのことで、通りには、一条、二条などの名前がつけられました。
昭和の時代に大きな変貌を遂げた皆生温泉。
今回も貴重なお話を聞くことができました。

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【あかり広場/オティアーノ】
 グループホームや就労支援、レストラン運営、障がいのある方の支援などをされています。
内田さんにお話をうかがいました。

 

ショートケーキやロールケーキがこのお値段!
他の事業所との連携で低価格を実現できるそうです。

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利用者が作っている作品も飾られています。
(左)のれん (右)シーグラスのアクセサリー

ビーチコーミング:海岸などに打ち上げられた漂着物を収集の対象にしたり観察したりすること

 

シーグラス

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【地域交流スペース】
やりたいことに挑戦できる場所
取材に伺ったこの日は、利用者のお一人が描かれたパフェが素敵だったので、実際に作ってみよう!と、パフェを作っておられました。

 絵を描いたり、詩を書いたり、 みなさんやりたいことに挑戦しておられます。

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【SUP・カヤック体験】
大原さんと武澤さんにお話をうかがいました。

ロケ当日は海面が穏やかで風も弱く、こんな日には、SUPは初心者の方でも 余裕でできるとのことです。

2022年6月19日はKAIKE PARA FESが初開催。

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構想から7年、米子市が「人に優しい」ユニバーサルビーチとして 皆生海岸を整備したこともあり、今だ!と実行されました。

砂浜でも乗れる車いすに僕も乗せていただきました。

皆生は、新しいこと(もの)が生まれる・・そんな場所になってきていますね。

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【レストランたつ美】
レストランたつ美の岡田さんにお話をうかがいました。
創業50年。もともとは岡田さんのおばあさんがやっておられたそうで、 2021年7月にリニューアルOPEN。

雰囲気は当時のまま、新しいメニューに挑戦されています。
つい最近鶏の白子もはじめたそうです。

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夜は居酒屋、定食の提供もあるそうです。
メニューが豊富で、人気の日替わり定食はボリューム満点です。

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お邪魔したこの日のメニューはチキンレッグ
僕の顔くらいあります。

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【皆生温泉海遊ビーチ】
施設の老朽化に伴い、2021年におしゃれな感じにリニューアルされた 『皆生温泉海遊ビーチ』。
米子市観光協会の石倉さんにお話をうかがいました。

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今年は、2店舗(杜々堂and William’s Bananaと長田茶店)が出店しています。

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人気のメニューを僕もいただきました。

7月9日が海開きですが、海開き前でも楽しめる をコンセプトに
BMXのスロープや、水陸両用車いすなどを整備され、無償貸し出しやPRなどをされています。

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【鉄道模型マニア】
ご自身の家の前には、鉄道の信号機!
鉄道模型マニアの西本さんのお宅へお邪魔しました。

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玄関を入るとまず迎えてくれるのは、黒部渓谷鉄道の機関車。
ご自身で作られた模型の数々。
ジオラマのラインアウトセクション(線路の分岐点を切り換える)も自作されたそうです。

 

物心ついた時から興味があった。鉄道模型の中でも蒸気機関車 と話してくださいました。

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公式な図面で大まかなサイズはわかるものの、細部はわからないため、実際に現地に行って自身で確認し、作っておられ、本物と同じように動くそうです。

実際に行われたイベントでも、走らせていたとのことです。
大人でも10人くらいは乗せることが可能だそうですよ。

模型の話をされる時の目の輝きが印象的でした。

義方地区 NO.06

令和4年6月  米子市義方地区

【大原さん】
 米子市史編さんに携わられた、地域の歴史に詳しい大原さんにお話をうかがいました。

 

内町の由来:米子城の外堀に対して、内側にあったことから名前がついたと言われています。
吉川広家が米子城を築城する際に、御用達の人々が住んだとされています。

 廻船問屋を営んでいた後藤家。
大原さんのご先祖はその船頭をしておられたそうです。

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為替蔵と呼ばれる、仕入れてきた品物をいれておく蔵。
管理帳簿から、遠く北海道まで行っていたことがわかります。

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教えていただいた為替蔵のあたりまで行ってみました。
 現在は、マンションになっています。
 当時は、このあたりまで中海とつながっていて、蔵の近くまで船が入ることができていたそうですよ。

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【岡本一銭屋】
 平成5年、兵庫県の芦屋からこちらにこられた岡本さん。
 もともと『岡本一銭屋』は飴の製造卸問屋で、川の向こうに製造工場がありました。
 一銭屋の看板を守ろうと、日暮里にあるお菓子問屋街を歩いて交渉、飛び込みで買付。
岡本一銭屋の名前が通っていて、信用で買い付けることができたそうです。

 通ってくれる子どもたちと会話し、元気をもらっていると話してくださいました。

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【長田茶店 エシカル&和カフェ NAGACHA café 1801】 1801年創業。
 老舗お茶屋さんのカフェにお邪魔しました。

 おススメの大山茶畑ラテをいただきました。
 大山にある茶畑をイメージしたラテで、濃厚だけど、さっぱりしたどこか懐かしい味がします。

月・木・金は、お茶を出汁に使った釜めしの提供も始められました。
 須山醤油さんの協力で完成した出汁

皆生にあるお店では、土日限定で、大山どりを使用したハンバーガーも食べられるそうですよ。

 

【皆生のあら塩】
社長自ら海の中から海水を汲んできて、釜で炊き上げた塩。

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【自転車修理 まかせなサイクル】
もともとは、店主 二岡さんのお父さんが隣のガレージで、オートバイの修理店を営んでいらっしゃったそうです。
 自転車の修理を依頼されることもあり、二岡さんが自転車について学び、10年ほど前にこちらで自転車修理店を始められました。

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店内には、大人になってから、少しずつ集めたコレクションがたくさん! 近くの小学生が『見せてください』と立ち寄ることもあるそうです。

 「あそこにあったわ!」
「行って、修理してもらったら、いい具合にしてもらえたわ」と言ってもらえるように 親しんでもらえたらいいな。と話してくださいました。

 

【加茂川】
加茂川沿で釣りをしている方に話かけてみました。
現在高校生の大道湊さん。
シーバス釣りを始めたのは中学1、2年生の頃から。
釣りは、おじいちゃんと一緒に3歳くらいから始めたそうです。

 

中海は、シーバス釣りのメッカ。
1mくらいのシーバス(スズキ)を釣ったこともあるそうです。
大道さんの名前の由来、実は湊山公園から来ているそうです。 医大(鳥取大学医学部附属病院)で生まれた湊さん。
お母さんが入院中に、湊山公園で遊ぶ子どもたちをみて、 この子の周りにも人が集まってほしい。という想いからきたそうです。 その名前のパワーに僕も引き寄せられたのかもしれません。

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【天神町・たこ焼き屋さん】
5年前にオープンしたたこ焼き屋さんにお邪魔しました。

 店長の稲田さんはフィリピン出身。
旅行で大阪を訪れた際に食べたたこ焼きが美味しくて、大阪のお店で修業されたそうです。
 こちらのお店のたこやきは種類が豊富です。

 

 おすすめの長芋たこ焼きをいただきました。

 

フィリピンの食材も取り扱っていらっしゃいます。
フィリピンでは、長生きして欲しいと願いを込めて、ビーフンを食べる習慣があるとのことです。
 今後の夢は、お店を大きくして、いろんな所で販売したいと話してくださいました。

阿毘縁地区 NO.04

令和4年5月

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【解脱寺】
阿毘縁地区にうかがった際、毎回訪れているお寺です。
開山350年記念で、2009年4月に完成した天井の「龍神天井画」を見せていただきました。
 お話を伺った生田住職は、まちづくり協議会の会長をしておられます。 平成18年(2006年)に日南町立山の上小学校と統合し、閉校になった旧阿毘縁小学校跡の活用方法などを検討されています。(令和4年5月現在)

現在、日南町には小学校が1校だけ。
地区内には幼稚園から高校生までの子どもが10名ほど住んでいますとのこと。

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 旧阿毘縁小学校へ案内していただきました。

 地域の歴史が分かる場に整備していく予定とのことですが、そこには卒業生の自叙伝が沢山残されていました。
 その中には、生田住職の自叙伝も・・

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【阿毘縁特産グループ】
 旧阿毘縁小学校の家庭科室で活動しておられる『阿毘縁特産グループ』。
 阿毘縁にお住いの方8名で、特産のりんごを使ったゼリーやジャム、ソースを製造されています。

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 焼肉や野菜炒めにも使えるりんごソース
 家で使おうと思っていたソースを息子さんが持って帰ってしまう程、美味しい自慢の商品です。

りんご酢:夏は水割り、冬はホット、料理に入れるのもおすすめとのことです。

 

チョコッtoあびれをいただきました。
 食べた瞬間からりんごの香りがきいたホワイトチョコです。
りんごジャムが入っているそうです。

 

阿毘縁特産グループが手掛けた9品目『リンゴ糀甘酒』
千代むすび酒造に、ふじのジュースを提供し、つくってもらった甘酒で、 660本製造しましたが、1ヶ月経たないうちに完売されたそうです。

記念すべき10品目はりんごを使ったお酒とのこと。
現在、制作中で秋には完成する予定です。

商品はゆきんこ村や道の駅にちなんで販売されています。

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【トマト農家:坪倉さん】
地元出身、就農して5年の坪倉さんにお話をうかがいました。(令和4年5月現在) 関東に出ていましたが、帰郷を機にトマト農家に。地元の先輩方の話を聞いて、 栽培し、現在は9棟のハウスでトマトを栽培しておられます。
品種は大玉のりんか
息子の恒太くん登場、お父さんのお手伝いで、雑草取りをしていると話してくれました。

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「(息子が)帰ってくることになり、嬉しかった。農業をしてくれるとは思っていなかった。 若い人たちがトマトづくりをがんばっているから・・」とお父さんの勝幸さんは、話してくださいました。

トマトの旬は7月下旬から11月くらいまで、これからも、ご一家でおいしいトマトをつくり続けてくださいね

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【16年ぶりの再会 荒金さん】
16年前(2006年)にお会いし、その際に牛舎の柵を打ち込むお手伝いをさせていただいた、荒金さんと再会しました。

日南町の白ネギは、温度差、水の良さのおかげで、甘みがあるのが特徴
白ネギの他、米の栽培、牛の世話をされています。

前回、杭打ちした場所で、現在は和牛を3頭飼育しておられます。
5年前に、和牛共進会で、鳥取県の和牛が肉質日本一になりました。
かつては沢山の和牛農家がいましたが、現在は阿毘縁で3軒ということです。

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 【ゆきんこ村】
もともとは地元の有志の出資者で始まった『ゆきんこ村』
 管理者が変わり、現在は南部町の企業が管理しておられます。

 レストランでおすすめの焼肉定食をいただきました。
 お米は地元の一心米(いっしんまい) 。

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レストランの裏にはキャンプ場。
 ログハウス(コテージ)や宿泊可能な古民家(茅葺)、バーベキューハウスもあり、これからの季節にピッタリ、いろんな楽しみ方ができそうです。

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【ハーブデイズ・アボンリー】
26年前にオープンした「ハーブデイズ・アボンリー」さんへお邪魔しました。 1500株ほどのラベンダー畑からスタートし、植栽を変えたりして、現在は薔薇が多いそうです。

お孫さんが収穫をお手伝いされてました。
小さい頃から手伝ってきた、物づくりも好きなので、ゆくゆくは管理できたらいいなと話してくださいました。

 

薔薇の見ごろは6月頃、
今は、閉園されていますが、今年(2022年)は5月20日~6月26日まで(火曜日お休み)で開園されるそうです。 素敵で、ホッとする場所なので、これからも楽しみです。

逢坂地区 NO.02

令和4年4月 大山町逢坂地区

 地区の名前の由来は、後醍醐天皇と名和長年が出会った坂から来ていると言われています。

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【木の根本舗】
前回お邪魔したのは、2008年。14年ぶりです。
先代の頃は、蒸し饅頭に焼き印を押して販売されていたそうですが、 昭和42年、奈良での修業を終えてこちらに戻ってきてから、現在の焼きまんじゅうに変え、55年続けておられます。

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近所にある木の根神社が名前の由来、 店の看板商品、話題づくりにとビッグサイズをつくったところ、大好評!
 県外へのお土産としても人気だそうです。

パッケージに書かれている文字は、地元の写真家 塩谷定好さんが書かれたそうです。
ご主人が写真をやっておられ、そのつながりで書いてくださったとのことです。

【根っ子さま】 木の根神社にまつわる神話

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【逢坂八幡神社】
 平安時代にできたとされる逢坂八幡神社さんへお邪魔しました。 大分の宇佐八幡宮が総本部の神社です。

 

 【管粥(くだがゆ)神事】
今年2月にも行われた『管粥神事』は干ばつがきっかけで始まった、江戸時代から続く神事です。
竹筒に入ったお粥の詰まり具合でその年の農水産物の豊凶を占います。 できたお粥は、参列者に振舞われ、無病息災を願うそうです。

 

今年(2022年)の管粥神事の結果

 毎年4月にはお祭りが行われ、餅まきがあるそうですが、 新型コロナウイルスの影響で昨年、今年(神事のみ)は開催されていません。 来年こそは、と話してくださいました。(2022年4月現在)

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【はた酒店】
14年ぶりにお邪魔したはた酒店さん。
 かつて、牛を飼っていた小屋を改装して、お店をされたと、以前お話をうかがいました。

【強力:鳥取県発祥の酒米】
 旧中山町は、酒米 強力発祥の地と言われており、 はた酒店さんも、現在栽培されています。

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他の稲より長く、倒れやすく、育てにくいため、一度は栽培が途絶えた強力ですが、 粒が大きく、お酒に使う心白(しんぱく)が多く、お酒造りに向いているそうです。

お店には、強力40%(60%は削られた)日本酒が並んでいました。

【はた酒店 オリジナル日本酒『夢語』】
2007年が一番古いそうです。 使っている酒米も 玉栄→山田錦→強力(現在)だそうです。

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【織房(はたぼう)】
 オープンして16年。(2022年4月現在)
(着物・帯専門)古い着物や帯など思い出のあるものを新しいデザインに仕立て直してくれるところです。

お母さんがずっと使っていた帯をバックに・・
一本の帯から、バックなら3つできるそうです。

もともと古い物が好きで、洋裁学校へ通っていた畑さん。
50才頃に、鞄づくりを学ばれたそうです。

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着物のデザインを活かしたリメイクはもちろん。
 傷んだ着物は、裂いて別の生地にして作成できるとのことですよ。

すぐにものを捨ててしまう時代、形を変えてでも、使ってもらえたら嬉しい。そのお手伝いができたら、と話してくださいました。
今年、お店の改装を予定されているそうです。

【まぶや】
 コミュニティスペースです。
もともとは病院兼院長先生のご自宅でしたが、2013年に改装。

建物の持ち主から大山町へ建物が無償譲渡され、逢坂地区の「やらいや逢坂」が利活用しています。

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前回お邪魔した際にお話を伺った一氏さんの息子さん
 お父さんは、お元気ですが、ご高齢のため、もう写真は撮っておられないそうです。
病院だった当時、お世話になったことがあるそうです。

中を案内していただきました。

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まぶやの入口には、大山町の移住相談窓口が開設されています。 奥の座敷では、都会から人を呼んで食事会、移住体験などを行っておられます。
大山町は、移住してくる方が多く、空き家が足りないくらいと話してくださいました。

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【退休寺】
 1357年に玄翁源明大和尚が開山し創建された、山陰で一番古い曹洞宗のお寺だそうです。 皇室とも所縁があり、勅使門には菊の紋章が施されています。
勅使門は年に2回(3月7日と4月29日)だけ開くそうです。

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【金龍山】 山門の額は、後小松天皇から賜ったとされています。 壁の5本線も珍しく、皇室ゆかりのお寺の証だそうです。
【地名:退休寺】
お寺の名前から、地区の名前も「退休寺」となったそうですよ。

余子地区 NO.04

令和4年3月

余子の名前は、尼子氏から来ているという説もあるそうです。

 

【余子駅】

今は無人駅ですが、以前は、立派な駅舎があり、駅員さんもいた余子駅。

地域に詳しい佐々木さんにお話を伺いました。当時の余子駅前には、桜並木があり、毎年花見をされていたとのことです。

昭和40年頃 一万トン岸壁が出来たのを受け、余子駅から支線を伸ばす計画があったのだとか・・

高度経済成長の終わりと、物流の主流がトラックへと変わったこともあり、計画で終わったそうです。

 

見せていただいた地図に米子南高校の文字を発見しました。

1979年に廃止になりましたが、現在の老人福祉センターのあたりに境港分校があったそうです。

 

【大同寺】

記録は残っていないそうですが、伝承では、400年前に建てられたとされる大同寺さんへ お邪魔しました。伊藤住職と地域の歴史に詳しい方々にお話を伺いました。

 

現在の境港総合技術高校のあたりにあった、尼子方の出城が毛利軍の急襲に合い、落城。その際に自害した亀井公の若君と乳母が逃げた込んだ末に命を落とした場所。

若君と乳母が逃げるのを手伝った小磯又四郎もこの地で命を絶ちました。

その2~3年後、疫病が流行り、又四郎の恨みだと、霊を祭る行事として毎年7月に「小磯祭り」を開催しています。

 

【おこない】

地域の家々の安全や五穀豊穣を祈る行事

毎年1月9日に行われ、120kgのお餅をついて、奉納します。

鳥取県内では境港市内で数か所行われていた行事ですが、現在では、竹内地区でのみ続いている伝統行事です。

とんどさんの際に行われる神楽など、昔からの風習を残し、人と人とのつながりを大事にする町です。

「よう断ち切らん」と話してくださいましたが、次の世代にも引き継いでいってほしいですね。

 

【おいもや あきべえ】

2020年12月にオープン。 ご自宅で作られたべにはるかを使用した焼き芋やお菓子を販売しておられます。

べにはるかの特徴は、甘くてしっとりしていること。小さなお子様にも人気なのだそうです。

冷やし芋

 

大学芋のようだけど、大学芋とはちがう、『ハニー&バター』

1人で営業されているので、1日10個ほどしか作れないそうです。お邪魔したこの日は、午前の5個は売り切れ、午後の販売分が2個残っているとのことなので、頂きました。 揚げてあり、サクサクした食感が特徴です。

 

看板メニューの焼き芋も食べてみました!

研究を重ねられたそうです。

 

【浜かすり工房 浜木綿(はまゆう)】

弓浜絣で作られた財布や洋服などを販売しておられます。

丸山さんと山本さんは、それぞれご自宅で制作しておられますが、お二人で、浜木綿(はまゆう)として、活動されています。

 

お二人とも、織り始めたのは30年以上前。

地元の蔵に合った古い織機を修理してもらい、使えるようにされたそうです。

弓浜絣保存会には、30人くらいが所属しているそうで、 伝統が受け継がれていっています。

JU米子?島屋でも、常設で購入できる場所があるそうですよ。

今後の目標としては、ここ2年は、コロナの影響で開催できていない中野港漁村市に出品したい、多くの方に見ていただきたいと話してくださいました。

 

【佐々木さん】

10年前にお会いした佐々木さんと再会しました。

前回ご自宅の横に停まっていたMG(車)の姿が見当たりませんが・・

 

車好きの友人に、古い時計のコレクションと交換というかたちであげたのだそうです。 MGが留まっていた場所は 現在、BBQスペースになっていました。

ご自宅の中はコレクショングッズがたくさん!

 

昭和30年~40年頃、若い頃、みんなが乗っていた車のミニカー

 

コカ・コーラグッズ

中でもお気に入りは、このトレイだそうです。

 

ビートルズが好きで、グッズを集めたことがきっかけで始まった コレクションの数々。

ビートルズのレコードは、商店街(現在の水木しげるロード)にあった柏木商会で購入していたとのことで、当時は入り浸っていたそうです。

 

なんと佐々木さんのお父さんは、歴史家の佐々木謙さん

佐々木さんの叔父にあたる、佐々木敬さんは、戦時中フィリピンで戦死されたそうです。

叔父さんの遺品や郷土に残る資料を守るために、記念館を建てられました。

 

記念館の中には、佐々木さんの友人 加藤さんがいらっしゃいました。

 

町内の歴史を編さんし、町誌をつくろうと、資料を集めている際に見つかった  鳥取藩士 佐善元立の写真。

因幡二十士の一人で、実は・・加藤さんのご先祖様だったそうです。

 

資料があまり残っていない。 今やらないと、無くなってしまう、地域の長老もおらず、時間がないとのことで、 がんばっておられます。

中野町誌編さんを通して、歴史に興味を持ったという佐々木さん。

町誌が完成したら、ぜひお知らせください。

日光地区 NO.03

令和4年2月 伯耆町日光地区

令和4年2月 令和4年2月

【添谷公民館】
染谷集落の歴史についての本を編さんされた木村さんにお話をうかがいました。

かつて大山寺領だった添谷集落

 

山手組、中組、汗入組の3組に分かれていたそうです。
添谷集落は、中組。

令和4年2月

中組の大庄屋だった清水家の資料を基に編さんされたとのことです。 貴重な資料を見せていただきました。

昭和50年頃から取り組まれ、約47年研究してこられました。
一段落しましたが、新たな資料が出てきたら研究してみたい と話してくださいました。

令和4年2月

【やぎのいえ】
2018年、京都から移住してこられた竹川さん。
ヤギ3匹と一緒に移住されたそうですが、今ではヤギが60頭以上。

乳の生産と観光(どうぶつたちと触れ合ってもらうため)を目的に、ヤギを飼育されています。

 

お伺いする2時間ほど前に生まれた子ヤギ。

ヤギだけではなく、ヒツジ、ポニー、ロバ、ミニブタと、数々の動物に囲まれています。

集落支援員の方に、紹介してもらい、この地を選ばれたそうですが、集落の人が受け入れてくれたと話してくださいました。
この建物も、集落の人たちと一緒に建てられたそうです。
新型コロナウイルスの影響で、観光については足踏み状態ですが、春から準備もしていきたいと話してくださいました。

頭数が増えてきた動物たちの餌の確保が大変とのことです。
餌の提供にご協力いただける方を募集中です。
お問い合わせはやぎのいえ 0859-57-7320 まで

令和4年2月

【大前さん】
2012年、2016年のそぞろ歩きでもお邪魔した大前さんのお宅へ!

令和4年2月

アトリエの中には、所せましと絵が置いてあります。
35歳から絵を描き始め、1月で81歳になられる大前さん。

気の向くままに描き、同時進行で何枚もの絵を描かれるとのことで、多い時には9枚同時に描かれたこともあるそうですよ。

45年くらい書き続け、気に入った作品はいくつかあるけれど、納得できる作品は少ない。

同じ場所へ行っても、その時期によってぜんぜん違うそうです。

衰えることを知らない大前さんの創作意欲!
作品展を開催される際はぜひお知らせください。

令和4年2月

【そば処ひだか】
日光地区に移転してから4年。
もともとは米子市旗ヶ崎で営業されていたそば処ひだかさんへお邪魔しました。

令和4年2月

鴨鍋そばをいただきました。
野菜も蕎麦も全て自家製。
この季節は畑は雪に埋もれているとのことですが、(雪の下に埋まっている分)ねぎの甘みが強く感じられます。

鴨のつみれは骨に近い部分の身を使っており、だしがよく出ています。

蕎麦は、日光地区の在来の蕎麦。粘りが強く、コシがつよいお蕎麦です。
鍋のつゆにつけていただきます。

新型コロナの影響で、難しいですが、県外や海外の方に味わってほしいと話してくださいました。

令和4年2月

【里藤(りとう)さん】
里藤さんのお宅にお邪魔しました。
もともとは、宝塚市にお住まいだった里藤さん。 1988年に別荘として購入したこちらに15年前に移住してこられました。(2022年1月現在)

大山の雄大や、自然の豊富さ と大山には魅力がたくさんと話してくださいました。

令和4年2月 令和4年2月

今では膝が痛くて歩けないそうですが、以前は山歩きガイドさんをしていらしたそうです。

令和4年2月

宝塚に住んでいる頃から、時間があるたびに訪れて大山に自生している花の写真を撮っておられましたが、(撮影時期が決まってしまうため)移住してから撮影した花の写真で365日のカレンダーを制作中!
専門家によると、大山に自生している花は約800種類とのこと、 完成が楽しみですね!

天津地区 NO.02

令和4年1月 南部町天津地区

令和4年1月 令和4年1月

【合同会社清水川】

前回お邪魔したのは、2015年。
大国主命が生き返ったといわれる清水井に案内してくださった大塚さんと再会しました。

大国主命を蘇らせた水を使った古代米の栽培を行っておられます。
地域の人たちで合同会社を立ち上げられたそうです。

その古代米を使ったお酒をつくられたとのことです。

黒米の色素でロゼワインのような自然の色に仕上がりました と話してくださいました。

お酒造りに取り組んだのは8年前、
第1号は、大阪 河内長野市で作られました。

お客様の「なぜ大阪?」という声をうけ、古代米からお酒をつくっている出雲大社近く平田にある、酒持田本店さんで作ることになりました。

【きさがい姫とうむぎ姫】
大国主命の治療に従事した二人の姫をモチーフに、
出雲大社までの道すがらにある、大国主命を蘇らせたとされる清水井の水を使って栽培された古代米のお酒です。


僕も試飲させていただきました。

まろやかで、すっきりさわやか!

米子空港や米子駅で販売されているそうです。

令和4年1月

作成したチラシには、地域の方々は、下の名前で書かれており、

お話を伺った庄倉さんはみほちゃん!
実は社長さんなんです!

地区のみんなが集まって何かをすることは、励みになる と話してくださいました。

令和4年1月 令和4年1月

【ALLUMER(アリュメール)】
フランス語で「焚きつける」を意味するそうです。
本店は埼玉県で、全国に8店舗あるそうです。

友人が薪ストーブを購入、「あたりにおいで!」と誘われたのがきっかけで、
とりこになったそうです。
2021年オープン

もともと大工さんで 工事もやりながらお店を経営されています。

令和4年1月

イギリスのハンター社製ストーブが人気だそうです。

ヨーロッパの環境基準にも適応しており、頑丈でシンプル。

進化しており、煙も滞留させて材料として使用、煙がほとんど出ないそうです。
現在は借りている店舗ですが、今年新店舗をオープン予定とのことです。

令和4年1月 令和4年1月

【福田正八幡宮】
地域の歴史に詳しい方にお話をうかがいました。
鎌倉時代、源頼朝がつくらせた八幡宮の1つ、

尼子経久(あまごつねひさ)が、伯耆を焼き尽くしたため、焼失。
その後、吉川広家により再建
米子城が敵に襲われた時、逃げ込む場所として建てられました。
高台にある、城塞造り、守りの城です。


歴史のある常夜灯は、周辺が港だったころ、灯台の役目を果たしていました。


令和4年1月

天津田んぼは、昔、海だった、イチョウのあたりが港だったそうです。
たたら場の土砂が流れ、平地になった場所、縄文時代から人が住んでいたと言われています。

令和4年1月

【おちらと庵 さえき】
月替で作品展を開催されています。
1月は、ノームの糸車さん 今年の干支 トラにまつわる作品を展示します。
3年連続とのことで、恒例になっています。

作品の展示に使用する額は、ご主人の手作り。
赴くままに作っているという1点もの、

令和4年1月

古民具の再生や金継ぎ教室などもされているそうですよ。

令和4年1月

おちらととは、ゆっくりと の意味 くつろいでほしいと話してくださいました。
居心地がよいので、つい長居してしまいそうです。

この日は「ドルチェクレープカスタードケーキ」を頂きました。
この空間で食べるから、より美味しく感じます。

現在は時短営業中 ランチは予約制とのことです。(2022年1月現在)

令和4年1月 令和4年1月

【DOLLEYS(ドリーズ)】
革製品のお店です。
この場所では5年前くらいから、下請けの仕事をされていたそうです。(2022年1月現在)
2021年3月末からお店を始められました。
10年程前、米子でお店をしておられたそうですが、自分のブランドで売り出したくなったのを機にお店をはじめられたそうです。

令和4年1月

財布やキーケースは、ポケットの追加など、カスタムオーダーも対応可能。
キャンプを行う人のナイフの鞘など、フルオーダーにも対応しています とのこと。

日本にもいい革はありますが、自分の好みに近い、イタリアやイギリス、アメリカなど海外の革を使って製作されています。
人気があるのは、ベルのかたちのキーケース

革は、使えば使うほど色合いや風合いが変わる。味わいがでてくると愛着がわく と話してくださいました。
お客さんと話をしながら、作っておられるそうです。

東京から来られるお客さんもいらっしゃるそうです。お店は街中でなければならないことはありませんね。