平成29年12月放送
【御来屋駅】
山陰最古の駅といわれる、御来屋駅にやってきました。隣には『みくりや市』があります。
朝どれの野菜がたくさん並んでいて、朝から賑わっていました!
このみくりや市は平成14年からされているそうです。地元の方の交流場にもなっているんですね(^^)
【みかんのお店】
9号線沿いのこちらのお店、ミカンがたくさん並んでいましたよ!
「お店が開くのを待っていた」という常連のお客さんもこの日は来店されてました。
11月から翌年5月までの期間限定でオープンされているこのお店の加藤さん、
実は愛媛からこの期間だけ販売に通われて30年経つそうです!
ちょうど寒い時期にお店を開けていますが、
「お客さんの温かい言葉に支えられています」と涙ぐんでおられました。
この先も頑張って下さいね!p(^^)q
【大山竹炭工房】
かつての光徳小学校が今は竹炭の工房になっていました。大廻さんに竹炭のことを伺いました。
竹炭だけでなく、炭を作る際に出来る竹酸液を加工した商品なども
作っているそうです。その他にも『竹炭珈琲あめ』もあり、試食させてもらいました!
「焙煎珈琲みたいな味ですね!」
竹炭を作っている場所も見せていただきました!
炭を作る窯の上で温熱浴も出来ると伺い、体験しましたよ。
「うわぁ~これはあったかい!風呂に入ってるみたいですね」
こちらは、週に2回水曜土曜に温熱浴体験として完全予約制で体験出来るそうです!
【法恩寺】
お寺があったので寄らせていただきました。先代住職の吉村さんにこのお寺の歴史を伺いました。
戦国時代だった1560年に創設されたお寺で、今の建物は明治42年に一度火事で消失した為
その2年後の明治44年に再建したそうです。
【山田さん】
道を歩いていると、柿をとっておられた方と逢いました。
柿を頂きながら話を伺っていると、気になる看板が・・・。
『古木の根動物園』
山田さんに話を伺うと、昔ブルドーザーの運転手をしていた際に集めた木の根を展示していたとのこと。
「いろんな形の根っこがあるもんですね~!」
木の根の次は石の収集も初めて、その石が県の研究論文にも載ったそうです。すごい!
【大山馬野背クラブ】
こんなところに乗馬クラブがありますよ!
お話を伺うと、仲間内で馬を飼いたいというところから始まり、今は会員を募って乗馬クラブにしたそうです。
この日は会員の方が餌の人参を持って来られたり、アスパルで販売をするスイートポテトを
もって来られたりと色んな方がいらっしゃいました。
せっかくなので、僕も乗馬を体験させてもらいましたよ!
【山ノ内さん】
不思議な雰囲気のアーチ門があったので、寄らせていただきました!
中に居られた山ノ内さんにお話を伺いましたよ。
ここは木の工房だそうで、変わった建物もありました。
この建物は?と伺うと「ドームです」とのお返事。中に入ると包まれた様な癒しの空間でした!
実は山ノ内さん、木工作家として13年前からこの場所で活動をされているそうです。
東京から地元に戻られてから木に携わるようになったんだとか。
木を通じて人と関わって行きたいとおっしゃっていました。
平成29年11月放送
【トリスポ米子】
こんなに立派なテニスコートがあるんですね。テニスをしている方に
お話を伺うと、昨年の12月に出来て、今年の1月から稼動しているそうです。
テニスだけでなく、フットサルも出来るコートになっていました。
こちらの施設では、スポーツを年代問わず身近に感じてもらえるように色々
イベントも企画しておられました。是非足を運んでみてくださいね!
テニスをしていた子どもたちにも話を聞いてみましたよ(^^)
「試合が楽しい!」とのこと。これからも頑張って、有名な選手になってね!
【あごなし地蔵】
2003年に河崎地区を歩いたときに見つけたこのお地蔵さん。
場所が移動されてました。歯痛にご利益があるといわれています。
織田さんにこのお地蔵さんがいつからあるのか尋ねると、「定かではないです」とのこと。
その昔、小野篁がこちらにたどり着いた際に置いて行ったと伝えられているそうです。
小野篁・・・
平安時代の役人・文人で朝廷に逆らい隠岐に島流しされた人物
【河崎公民館祭】
先ほどお話を伺った織田さんから、公民館祭をしていると伺ったので
お邪魔してみました!生憎の雨でしたが、盛況でしたよ!
織田さんの育てた菊も飾られていました。
JA西女性会の皆さんにもお話を伺いましたよ!
苗から育てたトマトのケチャップが一番人気で売れているそうです。
「一から作ってるんですね!(驚)」
【作品】
祭にきていた子どもたちからポン菓子貰っちゃいました!(^Q^)
館内に入ると、色々な作品や部活の紹介ポスターなど沢山ありました!
『俳画』といわれる俳句とその句にちなんだ絵が描かれている作品もありましたよ。
これからも素敵な作品を作ってくださいね!
【お茶クラブ】
お茶クラブの子どもたちが茶菓子を持ってきてくれましたよ。
この日は沢山の来場のお客さんにお茶を立てておもてなしをしたそうです。
【らんちゅうの提灯】
天井にらんちゅうの提灯が飾られていました。作られた松山さんにお話を伺いましたよ。
卵かららんちゅうを育てているそうで、生き物は飼いにくいという方向けに作った作品だそうです。
今後は品評会などにも出していきたいと夢を語っておられました(^^)
この日はらんちゅうを1匹100円で販売されてましたが、
「破格ですね・・・」驚きました。
【エルコーヒー】
こちらも昔からあるお店ですね。店主の井口さんにお話を伺いました。
元々は大家さんが営業されていたお店だそうで、開店から40年くらい経つそうです。
今は井口さんご夫婦が引き継がれて、10年ほどとか。
『エル』というのは大家さんが飼っていた犬の名前だそうです。お店のマッチにも描かれていました。
こちらのコーヒーはサイフォン式で入れておられました。最近では珍しくなりましたね。
サイフォン式のコーヒーは提供温度が高いので、ブラックで飲む方は
5分くらい待つと温度が下がり美味しいそうですよ!
「5分経ちました・・・
あ!香りがまろやかになりました!」
店内には先代から引き継いだこだわりのスピーカーからお洒落なジャズが流れていましたよ。
平成29年10月放送 伯耆町幡郷地区編
【喫茶ボルボ】
国道181号線沿いを歩いていると、昔から営業されているボルボさんに着きました!
森田さんにお店をされて何年か尋ねると32年とのこと。長く営業されてますね!
店名の由来は、
「いつかは外車のボルボに乗りたいな・・・」との想いからつけたそうです。
結果はというと、
「フォルクスワーゲンになりました!」
変わっちゃいましたね(^^;)
開店当時の国道の様子を伺うと、
「周りに店はなく、田んぼばかりで今とは全く違う」と仰っていました。
今は一人で店を切盛りされている森田さん。「あと10年は続けたい!」とのこと。
是非続けていって欲しいですね!
【パッチワーク作家・山吉三保子さん】
岸本温泉ゆうあいパルでパッチワーク展示をされている山吉さんにお話を伺いました。
作品を作り始めて30年経つそうです!長くされてますね!
お月見やススキなど、ちょうどこの季節を感じる作品が展示されていました。
新作でハロウィンや本物の藁を使った作品などユニークなものも見せていただきました。
毎月テーマを変えて展示をしているそうなので、皆さんも是非見にいらして下さいね!
【コミュニティスペース&カフェTalkTalk】
気になる場所を発見しましたよ。中に入ってみました。
お話を伺うと、伯耆町からの委託事業の一環で、子育て支援の施設だそうです。
伯耆町の方だけでなく、近隣の方々も利用されているんだとか。
ワークショップも開催されたりと、幅広い層で交流するスペースなんですね。
ということで、薬膳バスソルトづくりのワークショップもされていたので作ってみましたよ!
【日御崎神社/獅子舞】
岩屋谷にある神社へ。お話を伺うと、江戸時代の中期に建立された神社だそうです。
本堂の中にある獅子頭について尋ねると、境内にある木野山神社の神事が年3回行われていて
そこで、獅子舞が集落を練り歩くそうです。長く続く伝統行事なんですね!
【小野小町の五輪塔】
全国各地に100~200はあるという小野小町のゆかりの地。
伯耆町にあるこちらの石碑、春・秋の彼岸と、お盆の季節に地元の方がお参りしているそうです。
また、五輪の頭の石の擦りあわせた石粉を塗ると色々ご利益があるそうで、僕もつけてみました!
【幡郷小学校小野分校跡地】
昭和38年までこちらに小野分校がありました。
お話を伺った妹尾さんもかつては通っていたんですね!今は小野の集会所になっているそうです。
【皇室献上米】
最近ではなかなか見なくなった立派なはで干しが!
作業をされていた遠藤さんにお話を伺うと、何とこのお米、鳥取県から皇室に献上する米だそうです。
10月23日に遠藤さんが米を持って実際皇居に献上しにご夫婦で行かれるそうですよ!すごいですね!
平成29年9月
境港市元町・湊町・明治町編
【グラウンドゴルフ大会】
広場から賑やかな声が聞こえてきました。ちょっと向かってみました。
境港の自治会対抗の大会が行われていました。今年で27回目を数える大会なんですね!
ホールインワンを2回もされた方もいらっしゃいました。すごい!
湊町自治会のチームは昨年優勝されたんですが、練習はしていないとか。
この大会だけに出て、『運』で勝つ!だそうです(笑)ちなみにこの日は「運が悪かった・・・」とおっしゃってました。
メンバーの中には週5でグラウンドゴルフをされてる方もいらっしゃいました。お元気ですね!
ちなみに今回の優勝チームは『馬場崎町自治会Bチーム』の皆さんでした!
準優勝は『元町自治会Aチーム』の皆さんでした!
【境公民館】
公民館にやってきました。2005年に訪れた際にもあった、「境大橋」が庭にありますね!
中に入ると、折り紙教室をされていました。
皆さんはかもめ会というボランティアの方々で、老人福祉施設や、小学校などに紙を
持っていって皆さんで折り紙をしているそうです。
素敵な作品の数々もすべて鶴の折り方がベースなんだとか!すごいですね!
デザインもご自身で考えられてるそうです。僕も折ってみましたよ(^O^)
作品は9月末に行われる境公民館祭で展示するそうです。
【元町の歴史】
先ほどグラウンドゴルフ大会で出会った方に元町の歴史を伺いに戻ってきました。
なんと田中さん、個人の部で優勝されたそうです。「おめでとうございます!」
田中さんは石材店を営まれていますが、創業は明治44年!現在田中さんが3代目だそうです。
元町の名前の由来を伺うと、区画整理で町名を皆さんに公募したところ総代で2つ候補が
同票で残りました。そこで、議長採決という形になり、当時議長をしていた田中さん(30代前半の頃)が
『元町』と決定したそうです。
【ブロンズ像の原型製作】
田中さんの石材店では現在4代目の息子さんが、ブロンズ像の原型製作も行っているそうで、
鬼太郎ロードの近年のブロンズ作品もこちらで作っているそうです。
また、最近だと西南学院大学(福岡県)の図書館に飾るサザエさんの型も作られたそうです。
学生の頃からポケットにプラスチックねんどを入れて遊ぶほどものづくりが好きだったそうですよ!(^^)
【本巌寺】
美哉幼稚園と併設されているこちらのお寺でお話を伺いました。
本巌寺は、境港の中で一番新しいお寺だそうです。
昭和2年に西本龍拳師が私財を投じて設立されました。
「小さな頃から手を合わせて感謝する気持ちを大切にする子どもを育てたい」
との思いから、敷地内に幼稚園を併設したそうです。
【神戸ベーカリー・モンマルトル】
境港で老舗のパン屋さんにやってきました。
神戸ベーカリーの『神戸』の由来を伺うと、先代のお父様が神戸のパン屋で修行をされ、
戦時中は海軍の教官として、美保基地に来ていたのでその後境港でパン屋を始めたそうです。
毎日朝4時からパンを作っているそうです。これからも美味しいパンを作ってくださいね!
平成29年8月放送 上長田地区編
【野菜直売所】
9年前にも訪れたこちらに立ち寄ってみましたよ!
この近隣で作っている方々の野菜です。値段も各々がつけて販売してるようで、
この日はししとうが50円!安すぎませんか?!(笑)
それぞれの野菜の食べ方などもメモを取っておられて、教えていただきましたよ(^^)
こういったサービスもありがたいですね!
《ピーマンみそ煮》
-材料-
ピーマン 300g 米こうじ 100g
ざらめ・砂糖 100g
しょうゆ 200cc
みりん 200cc
とうがらし 1本
【秦野さん・遠藤さん】
以前訪れた際にお話を伺った秦野さんも野菜を出荷されてました。
朝どれの野菜を並べていらっしゃいましたよ!退職してから野菜を作り始めて13年ほど。
『努力・勉強!』で今の野菜作りを続けているそうです。
そしてもう一人、そぞろ歩きで出会ったなめこ作りのお母さんにも出会いました!
いやぁ懐かしい!
「野菜をこのお店に出すのが楽しい」とおっしゃってました。
これからも美味しい野菜をたくさん作ってくださいね!
【カフェ・ド・穂のか】
カフェの看板がありますね。建物も素敵な佇まいですね~。
ここは町の建物だそうで、青砥さんが7年前から指定管理をされています。
ネパールに行っていた娘さんが作るカレーとチョコタルトが人気だそうです。
早速タルトを注文してみましたよ(^^)
「うん!甘すぎず美味しいですね」
ネパールに行っていた娘さん、話を聞いてみましたよ!
バックパッカーでネパールに3ヶ月住んでいたそうです。
それから毎年3ヶ月はネパールのお世話になった家族のところに訪れているそうです。
【持田さん】
以前のそぞろ歩きで、ヤギの散歩をされてた持田さんにお会いしました!
今は3匹のヤギを飼っているそうで、この日も散歩にお出かけです♪
「ちゃんとついて行くんですねぇ~、可愛いなぁ」
ヤギは賢いそうで、ちゃんと家に帰ってくるし自分で小屋に入るそうですよ。
次お会いするときはいったい何匹になってるんでしょうか・・?楽しみです(笑)
【遠藤さん】
素敵なオブジェやレンガ作りの建物を見つけたのでお話を伺いました。
遠藤さんが若い頃から何年もかけて一人で建てた、炭焼き小屋だそうです。
すごいですね!ですが、まだまだ建築途中だそうで、今後どのようにするかは思案中だそうです(笑)
もともとはレンガ工場跡に埋まっていたレンガを見つけて、これを使って建物を作りたい!
というところから始まったそうです。
【あごうじ納涼そうめん流し】
馬辛牛地区のお祭りの準備をされてたので、お話を伺ってみましたよ!
今年で24回目のそうめん流しだそうで、会場周辺の道路を使って、約30mの流しそうめん用の
竹が設置されていました!すごい!朝8時から山に入って、竹を伐採し、準備したようです。
1年で1番、この地区が賑やかになる毎年恒例のイベントなんだそうですよ!
『あごうじ』の由来を伺うと、山伏の修験場からではないかという説もあるそうですよ。
せっかくなので、そうめん流しに参加させていただきました!
地域の皆さんも楽しんで参加されてましたよ(^^)
地域の大切なお祭りなんですね。
平成29年7月放送 八幡地区・東八幡地区編
【相見さん】
前回こちらの地区を訪れたのは、10年前の2月でした。
その時お話を伺った相見さんに再会しましたよ!お元気そうですね!
【八幡の渡し橋】
八幡橋と渡し橋があるんですね。
【八幡と日野川の歴史】
かつて、日野川は岸本・河岡・佐陀を経由して日本海に流れていました。
それが、約460年前日野川の大氾濫があり八幡の村が分断。江戸の中期には渡し舟が川の往来の手段となりました。
昭和16年に丸太の橋が架かりましたが、昭和21年に流され、その後昭和38年に鉄骨の八幡橋が架かりました。
ただ、この橋には歩道などがなかったことから、地元住民が要望し、平成17年に「八幡の渡し橋」が完成しました。
この名前は、かつて重要な交通手段だった渡し舟にちなんで名づけられたそうです。
【八幡-はちまん-神社/彫刻】
八幡神社にやってきました。髄身門には立派な注連縄がありました。
神社がきれいになっていたのでお話しを伺うと、平成28年10月に「屋根換え遷宮」を行ったとのことでした。
こちらの歴史を伺うと、伝承では奈良時代からあるとされています。
また、母子信仰から流れを汲むこの神社には社の装飾に『獏』が彫られていました。
この他、麒麟獅子もあり、この彫り物は安来市出身の「富次精斎」が72歳の時に製作したものだそうです。
獏 ・・・中国から伝わった伝説の生き物で、食べるのが“鉄”ということで、
平和の象徴として尊ばれました。
お話を伺った内藤さんに、珍しいものを見せていただきました。
髄身門の中には『蟇股』と呼ばれる、和様建築で上の荷重を支える材が保管されていました。
遷宮の歳に出てきたもので、よく見るとお寺さんが神社に奉納したもののようです。
【鳥取県企業局西部事務所】
こちらの会社、何をするところなんでしょうか?たずねてみました!3つの事業をされているそうで、
・地球温暖化対策として、太陽光・風力・水力の発電事業
・工業用水の供給
・埋立地の分譲
敷地内には貯水している場所もあり、階段で昇らせてもらいました。この下に日野川から引き入れ、浄化した水が貯まってるんですね!
企業局では企業を誘致するために必要なものを揃えて、支えています。社内には現在の発電量を見るパネルもありましたよ。
【要玄禅寺/彫刻】
このお寺の歴史も古く、およそ1600年代から続いているそうです。先に伺った八幡神社の蟇股もこちらのお寺からの奉納でした。
こちらの建物にも富次精斎の彫刻が施されていました。大工小屋を建て、そこに1年住みながら作品を仕上げたそうです。
【立体ちぎり絵】
五千五公民館で変わったものをつくっていると伺ってたずねてみました。皆さんが作っていたのは、立体ちぎり絵でした。
型紙を当てて水が出る筆ペンでなぞるとちぎり易いんですね(!)
先生が和紙の特性であるけば立ちを活かした立体的な作品が作れないものかと
考案したちぎり絵だそうです。皆さんの作品は毎年五千五区の公民館祭りで展示されているそうです。
平成29年7月放送 八幡地区・東八幡地区編
【相見さん】
前回こちらの地区を訪れたのは、10年前の2月でした。
その時お話を伺った相見さんに再会しましたよ!お元気そうですね!
【八幡の渡し橋】
八幡橋と渡し橋があるんですね。
【八幡と日野川の歴史】
かつて、日野川は岸本・河岡・佐陀を経由して日本海に流れていました。
それが、約460年前日野川の大氾濫があり八幡の村が分断。江戸の中期には渡し舟が川の往来の手段となりました。
昭和16年に丸太の橋が架かりましたが、昭和21年に流され、その後昭和38年に鉄骨の八幡橋が架かりました。
ただ、この橋には歩道などがなかったことから、地元住民が要望し、平成17年に「八幡の渡し橋」が完成しました。
この名前は、かつて重要な交通手段だった渡し舟にちなんで名づけられたそうです。
【八幡-はちまん-神社/彫刻】
八幡神社にやってきました。髄身門には立派な注連縄がありました。
神社がきれいになっていたのでお話しを伺うと、平成28年10月に「屋根換え遷宮」を行ったとのことでした。
こちらの歴史を伺うと、伝承では奈良時代からあるとされています。
また、母子信仰から流れを汲むこの神社には社の装飾に『獏』が彫られていました。
この他、麒麟獅子もあり、この彫り物は安来市出身の「富次精斎」が72歳の時に製作したものだそうです。
獏・・・中国から伝わった伝説の生き物で、食べるのが“鉄”ということで、
平和の象徴として尊ばれました。
お話を伺った内藤さんに、珍しいものを見せていただきました。
髄身門の中には『蟇股』と呼ばれる、和様建築で上の荷重を支える材が保管されていました。
遷宮の歳に出てきたもので、よく見るとお寺さんが神社に奉納したもののようです。
【鳥取県企業局西部事務所】
こちらの会社、何をするところなんでしょうか?たずねてみました!3つの事業をされているそうで、
・地球温暖化対策として、太陽光・風力・水力の発電事業
・工業用水の供給
・埋立地の分譲
敷地内には貯水している場所もあり、階段で昇らせてもらいました。この下に日野川から引き入れ、浄化した水が貯まってるんですね!
企業局では企業を誘致するために必要なものを揃えて、支えています。社内には現在の発電量を見るパネルもありましたよ。
【要玄禅寺/彫刻】
このお寺の歴史も古く、およそ1600年代から続いているそうです。先に伺った八幡神社の蟇股もこちらのお寺からの奉納でした。
こちらの建物にも富次精斎の彫刻が施されていました。大工小屋を建て、そこに1年住みながら作品を仕上げたそうです。
【立体ちぎり絵】
五千五公民館で変わったものをつくっていると伺ってたずねてみました。皆さんが作っていたのは、立体ちぎり絵でした。
型紙を当てて水が出る筆ペンでなぞるとちぎり易いんですね(!)
先生が和紙の特性であるけば立ちを活かした立体的な作品が作れないものかと考案したちぎり絵だそうです。
皆さんの作品は毎年五千五区の公民館祭りで展示されているそうです。
平成29年6月
【レコーディングスタジオ】
自宅の目の前のこちらが職場という谷尾さん。
何のお仕事されてるんですか?と尋ねると、レコーディングとのこと。
中と外観のギャップがすごいですね!県内外のバンドの方からも、好評だそうです。
こちらのスタジオは設立から5年目を迎えたそうで、
以前中海テレビの番組でも出演いただいた、『オフィシャル髭男dism』の皆さんも
こちらでレコーディングしていたそうです。現在は東京でプロとして活躍されてます!
折角なので、僕もレコーディング体験させていただきましたよ!
【懐かしい出会い】
谷尾さんのスタジオを出て隣の畑に行くと、懐かしい出会いがありました。
かつて、イベントで行われていた国信女相撲。その横綱だった谷尾トミ子さんでした!
以前2007年にお会いした時に96歳。現在は106歳(!)お元気ですね(^^)
元気の秘訣は、
「みんなに愛されて悩みなく過ごすこと」だそうです。
【門脇家住宅・看板】
所子地区には国や県指定の重要文化財も沢山あり、風情豊かな場所です。
以前所子に訪れた時には無かった、看板がありました。
『国選定大山町所子伝統的建造物群保存地区』 平成25年12月27日に選定されたそうです。
看板の横には散策マップもありましたよ。これを見ながら歩いてみましょう!
【風習】
この集落では年中注連縄を飾る習慣があり、家内安全などを願ってかけています。
『冠木門(かぶきもん)』ここが一番古い形態の門だそうです。
【梅花藻】
家々の横を流れる小川には、『梅花藻』と呼ばれる小さな白い花を咲かせる藻が川底に自生していました。
この藻は綺麗な水でしか育たないそうです。
昔は牛を飼っている家が多く、農作業のあとに牛をこの小川を歩かせて泥を落としたりと使っていました。
【店門脇】
こちらは昔の郵便局だったそうです。店門脇とは、屋号です。こちらにも注連縄ありますね。
【防風林のある家】
立派な防風林です!全て椿の木だそうで、家をぐるりと囲んでいます。
案内してくれた舩原さんは子どもの頃椿の花を取って蜜を吸っていたそうですよ(笑)
【賀茂神社】
歴史のある神社ということで、宮司の金田さんにお話を伺いました。
こちらの社殿は大正4年に建てられたそうです。本殿にある看板に「加茂神社」と書かれた看板が。
これは、出雲大社の宮司であった『千家尊福』さんに書いていただいたものだそうです。
昔は『賀・加』ともこだわりが無かったため、加茂神社となっているようです。
この千家尊福さんは、私たちがよく知る正月の歌『一月一日』を作詩された方です。
「年の初めの例とて~ ♪」そう知ると、身近に感じられますね(^^)
【神さんの通り道】
賀茂神社からまっすぐ正面を見ると神さんの通り道とされる場所で、
「この道には家などを建ててはいけません」と、昔から決まっているそうです。
【種まき】
皆さんで種まきをされていたので、お話を伺ってみました。
『ロシアンヒマワリ』という聞きなれないヒマワリの種を蒔いていらっしゃいました。
お盆過ぎには背丈ほどのヒマワリが楽しめるそうです。
近所の保育園の保育士たちが育ったヒマワリで迷路を作り、園児を遊ばせるんだとか。楽しそうですね(^^)
種を蒔いていたこちらの方々は3年ほど前から「 臼の会 」を立ち上げ、
作り手の居なくなった農地を使ってもち米を作っているそうです。
収穫されたもち米はみんなでお餅にして、部落の人たち全員に配るそうですよ!
平成29年5月放送 米子市朝日町編
【朝日町通り】
朝日町の通りが出来たのは、明治45年に現在のふれあいの里で
行われた博覧会への一時通路として利用したのが始まりだそうです。
【矢倉さん】
やぐら鮨の矢倉さんと出会いました。
今の代で2代目だそうで、この朝日町で50年以上お寿司屋さんを営んでおられます。
昔の朝日町の様子などを伺いました。
【かつての旅館】
かつて旅館だったこちらのお宅。坂本さんにお話を伺いました。
玄関先には屋号もあり、お宅の中も見せていただきました。中にはのれんが掛けられ、当時の風情が感じられました。
2階部分も廊下が広く、全部で客室が13部屋あったそうで、昭和6年から56年まで営業されていました。
劇団の方や、高校野球の生徒たちなどいろんな人が宿泊されていたそうです。
最後に、坂本さんのお姉さんが9歳から続けていらっしゃる三味線を聴かせていただきました(^^)
【朝日電機】
朝日町通りから朝日座通りへ。昔から営業されている電気屋さんに立ち寄ってみました。
店内には猫ちゃんが居ましたよ♪
ご主人の杉谷さんにお話を伺いました。こちらのお店、開業から58年だそうです。
【朝日座】
現在は駐車場になっていますが、昔はこちらに『朝日座』がありました。
朝日電機の杉谷さんも、小さい頃はよく映画を観に行っていたそうです。
朝日座の目の前には『赤らんかん』という食事処もあり、映画や芝居を観たあとに
食事をされていたそうで、今は閉店しました。
【森山小路】
人の名前がついた小路があると聞いて行ってみましたよ!
『森山小路』・・・
森山氏は「親分」とも呼ばれ吉本興業と組んで安来節を浅草名物にまでした。
稲田屋本店が営む「酒処稲田屋」は森山氏の旧宅。
朝日座も森山氏が経営をされていました。
【山崎さん】
明治から昭和まで経営者が3人引継ぎながら営業を続けた朝日座。
最後の朝日座の経営者の方にお話を伺いに行きました。
昭和51年に火災で映画館が無くなってしまうまで、山崎さんのお父様が
経営をされていました。山崎さん自身も専務として携わっていたそうです。
全国から劇団員が住み込みをしながら舞台を披露して、かつてはとても賑わいをみせていたんだそうです。
【かつての映画館】
こちらはかつて映画館だった建物です。その昔、このあたりには5つの映画館がありました。
階段を上ると、子どもたちが遊んでいましたよ(^^)
【焼肉一八】
こちらの焼肉屋さんも、昔からありますね。
いつ頃から営業されているのか伺うと、昭和41年からとのこと。
一月八日に創業されたことから、「一八」という店名にされたそうです。
今はお孫さんと一緒にお店をされています。これからも頑張って欲しいですね!
平成29年4月
【中島さん・お宝品?!】
営業中の、のぼりを発見!活魚、かに料理の看板もあったので飲食店ですか?と伺うと、
解体業をしていて、そのときに出た看板を持って帰ったんだとか(笑)
倉庫の中には色々な年代物もありましたよ!月に1度フリーマーケットもされているそうです。
【金生山 永福寺】
このあたりで数百年の歴史があるお寺へ。
風情のある鐘付堂もありました。この鐘がある建物自体は、二、三百年前のものだそうです。
鐘自体は70年前に復活した2代目の鐘です。毎日朝夕と付いています。
【聖牛銅像】
その昔、大山寺のお坊さんにこのお寺に来ていただき、鎮守として祀られたそうです。
その時の書物も見せていただきました!日南町にも大山との関わりがあったんですね。
【奉納品/行事本尊】
明治23年にこちらのお寺に大山寺から奉納された大山寺や大山が描かれた絵図も
本堂の中にありました。その下には、行事のときに拝む行事本尊も祀られていました。
【アスパラガス畑】
なにやら変わった畑があったので、作物を伺うとアスパラガスでした。
地温が15度くらいになると芽が出てくるそうです。
温湯さんはアスパラガスを作り始めて6年目。定年後に何か始めたいとの思いで
やりだしたそうです。収穫したアスパラは道の駅で販売しています。
【石見神社】
石見神社で総代をされている田邊さんにお話を伺いました。
石見神社のお宮は通称「天王さん」と呼ばれているそうで、祭神のスサノオノミコトが別名、
牛頭天王から、天王さんとなったそうです。
4年後には今の宮に遷宮してからちょうど100年を迎えるそうです。
【土俵】
境内には立派な土俵もありました。年に一度は祭りの前に土俵を新たにしているそうです。
こちらは、奉納相撲をする場所として始まったのですが、その昔は色々な力士が来て
大変賑やかだったそうで、歓進元を「天皇部屋」と名付けたそうです。
明治から昭和の60年頃まで行われていました。
【そば】
日南町は鳥取県で一番のそば生産地だそうです。
石見神社総代の田邊さんは自宅でおそば屋さんをされているそうで、
招待していただきました!看板も田邊さんの手作りだそうですよ!
お店は一人でされているので、完全予約制にしているそうです。
そばはつなぎのない十割りそば。そばの香りも強く、美味しいです!
田邊さん自身もそばを栽培されているそうで、畑の写真をみせていただきました。
にちなんの道の駅にも毎週月曜日にそばを卸しているそうで、メニューとして食べれるそうですよ(^^)
そば処かめや
電話 0859-83-0238
【和田さん】
木を使って色々な物を作られている和田さんのお家を訪ねました。
こちらのカウンターテーブルも結婚された娘さんに作ってあげたそうです。
そのほかにも、キッズキッチンなど、子どもたちが遊べるものなど
色々とありました!和田さんの作品は道の駅でも販売しているそうです。
他の部屋にはドラムセットなどもありました。
和田さんが26歳の頃にバンドを組んでいたそうで、その頃の写真もありましたよ(^^)
かつてはプロのドラマーとして活躍されていたそうです、少し演奏してもらいました!
「いやぁ~カッコいい!!」
平成29年3月福米東
【地域の花屋さん】
お、こんなところにお店がありますね。よく通るんですが気づきませんでした!
寄らせていただくと、ワンちゃんがお出迎えしてくれましたよ(^^)
こちらは約4年前に西福原からこちらへ移転した花屋さんでした。
ギフトだけでなく、結婚式場の花などもされているそうです。
「皆さんに喜んでいただける花を提供していきたい」そんな思いで営業しているそうです。
【ヤマハパルス米子楽器社】
こちらにもお邪魔してみました!この場所に移転してから30年だそうです。
店内には明日ギターの発表会をするという小学生が、始めての弦交換をしていましたよ。
頑張ってね!(^^)
パルスでは17コースのレッスンがあるそうで、
ちょうどギター教室とピアノ教室をしていたので覗かせてもらいました!
【井上さん】
2008年にこちらの地域を訪れた際にお話を伺った井上さんのお宅へ
お邪魔してみましたよ!玄関には相撲の番付がありました。
昔胴元をされていた時のもので、全部手書きなんだそうです!
「良い思い出ですね!」
【高橋塾/石碑】
幕末から明治にかけて、高橋庄平から3代にわたり井上さんのお宅で私塾(寺子屋)をしていたそうで、
その時の教科書などを見せていただきました。自宅近くに塾跡の石碑もありました。
また、塾の卒業生によって高橋塾の功績を残す碑も建立されていました。
こちらの恩碑は明治30年、塾が閉鎖した年に建てられたものです。
最初の碑の老朽化が進んだ為、その隣に昭和51年近隣の方の有志により新たな石碑も建てられていました。
【Tokyo食堂】
以前は違う場所にあったこちらのお店。お話を伺うと、今年の1月に移転をされたそうです。
店名の由来を聞いてみると、名前の”ときお”を外国の方が発音すると
トーキョーとなるため、Tokyo食堂と名付けたそうです(^^)
42歳で思い立って料理の世界に入ったそうですよ(!)
ランチをいただきました。素材の旨味がすごく感じられるお料理でした!
「あー。美味い!」この一言に尽きますね
【米原神社】
住宅街の中にあるこちらの神社。かつてはこの境内も子どもたちの遊び場でした。
【おおた農園】
2008年にこちらの地域を訪ねた際に、これから農園を始めると言っておられた大太さん。
9年ぶりに大太さんの農園にお邪魔してみました。
ビニールハウスの中にはイチゴが沢山実っていましたよ。
折角だからとイチゴを勧めていただいたのでいただいちゃいました!
「甘っ!」凄く甘くて美味しかったです(^^)
一つ一つの苗に手間をかけて、大きくて美味しいイチゴを作っておられました。
これからも美味しいイチゴ作り頑張ってくださいね!
平成29年2月
【住雲寺/ふじ寺】
この地域を代表する名所にやって来ました。
およそ600年前に建立されたお寺だそうで、地域の方には“ふじ寺”としても
有名な場所です。県内外からもこの藤を見ようと多くの人が集まります。
【変わらぬ町並み】
理容所をされてる岡村さんにお話を伺いました。こちらに来て50年!
奥様がここ庄内の出身だそうです。広島出身の岡村さんに町内の様子を尋ねると、
「この部落はまったく変わらん!」とのこと(笑)
変わったのは近くにコンビニが出来たくらいだそうです。
【サーファー】
海側へ行ってみると、県外ナンバーの車が。話を聞いてみると大阪からサーフィンをしに来られたそうです!
冬場は関西サーファーには大山は波が良く、メジャーな場所なんだとか。
スーツ着てると寒くないんですか?と尋ねると、
「どう考えても、寒いです!!」 ・・・やっぱり寒いですよね(笑)
【手打ちうどん醍醐】
2009年のそぞろ歩きでも訪れた『醍醐』にやって来ましたよ!
店内の“ふみ子さん”も元気に動いていましたよ(^^)
こちらの醍醐さん、昭和47年から営業されていらっしゃいます。
開店当時は9号線も開通してドライブインのようなお店で、うどんは
メインでは無かったそうです。その後、昭和55年くらいから今のスタイルに
なり、“ふみ子さん”もその頃から登場したようです。
ちょうどお昼時だったので『醍醐うどん』いただきましたよ!
「このモチモチしたこし!ん~うまいっ!」
【BIKAI】
こちら美味しい料理を提供してくれるBIKAIです。実はオーナーの高橋さん、僕の同級生なんです(^^)
ここは景色の良さでも人気のカフェです。
なぜこの場所で?と聞いてみると、県内外の方にこの絶景を知ってもらおうとこの場所に決めたそうです。
お店の名前のBIKAIも美海、『あの夏、この海』をコンセプトにして付けられたそうです。
春から夏にかけてはテラスを広げて、色々なパーティーシーンで使って貰えたらと話していました。
【富長神社】
近所の方に案内いただいて富長神社へ。入り口には菰が巻かれた立派なソテツがありました!
1330年頃築城された山城「富長城跡」。周囲に土塁が今も残っており、現在は
神社として近所の方の氏神様となっています。
雪で近くまで行けませんでしたが、参拝させていただきました。
【庄内小学校跡】
2006年に名和小学校と統合され、閉校した庄内小学校跡へやって来ました。
現在は、地域自主組織『かくわの郷 庄内』として使用されているそうです。
その活動内容について、橋本さんにお話を伺いました。
【かくわ/ふじでらら】
『かくわ』とは、庄内小学校の校章でもあり、この地区を象徴する紋章です。
主な活動としては、海岸の一斉清掃やふれあい健康まつりを開催されています。
また、活動するに辺り象徴するものが欲しいということで、名和小の生徒さんに
考えていただき、ゆるキャラの『ふじでらら』ちゃんも誕生しました!
【杉原さん】
町内の催しで大人気の杉原さんに手品を見せていただきましたよ(^^)
2000円が沢山に増えました!30種類くらいは手持ちネタとしてあるそうです。
そんな杉原さんがもうひとつ見せたいものがあると言うことで付いていきましたよ!
もともと杉原さんは土木関係の仕事をされていたそうで、自慢の庭園を見せていただきました。