平成29年5月放送 米子市朝日町編
【朝日町通り】
朝日町の通りが出来たのは、明治45年に現在のふれあいの里で
行われた博覧会への一時通路として利用したのが始まりだそうです。
【矢倉さん】
やぐら鮨の矢倉さんと出会いました。
今の代で2代目だそうで、この朝日町で50年以上お寿司屋さんを営んでおられます。
昔の朝日町の様子などを伺いました。
【かつての旅館】
かつて旅館だったこちらのお宅。坂本さんにお話を伺いました。
玄関先には屋号もあり、お宅の中も見せていただきました。中にはのれんが掛けられ、当時の風情が感じられました。
2階部分も廊下が広く、全部で客室が13部屋あったそうで、昭和6年から56年まで営業されていました。
劇団の方や、高校野球の生徒たちなどいろんな人が宿泊されていたそうです。
最後に、坂本さんのお姉さんが9歳から続けていらっしゃる三味線を聴かせていただきました(^^)
【朝日電機】
朝日町通りから朝日座通りへ。昔から営業されている電気屋さんに立ち寄ってみました。
店内には猫ちゃんが居ましたよ♪
ご主人の杉谷さんにお話を伺いました。こちらのお店、開業から58年だそうです。
【朝日座】
現在は駐車場になっていますが、昔はこちらに『朝日座』がありました。
朝日電機の杉谷さんも、小さい頃はよく映画を観に行っていたそうです。
朝日座の目の前には『赤らんかん』という食事処もあり、映画や芝居を観たあとに
食事をされていたそうで、今は閉店しました。
【森山小路】
人の名前がついた小路があると聞いて行ってみましたよ!
『森山小路』・・・
森山氏は「親分」とも呼ばれ吉本興業と組んで安来節を浅草名物にまでした。
稲田屋本店が営む「酒処稲田屋」は森山氏の旧宅。
朝日座も森山氏が経営をされていました。
【山崎さん】
明治から昭和まで経営者が3人引継ぎながら営業を続けた朝日座。
最後の朝日座の経営者の方にお話を伺いに行きました。
昭和51年に火災で映画館が無くなってしまうまで、山崎さんのお父様が
経営をされていました。山崎さん自身も専務として携わっていたそうです。
全国から劇団員が住み込みをしながら舞台を披露して、かつてはとても賑わいをみせていたんだそうです。
【かつての映画館】
こちらはかつて映画館だった建物です。その昔、このあたりには5つの映画館がありました。
階段を上ると、子どもたちが遊んでいましたよ(^^)
【焼肉一八】
こちらの焼肉屋さんも、昔からありますね。
いつ頃から営業されているのか伺うと、昭和41年からとのこと。
一月八日に創業されたことから、「一八」という店名にされたそうです。
今はお孫さんと一緒にお店をされています。これからも頑張って欲しいですね!