平成23年11月
日野川から桝水高原まで広がる地区。鬼伝説の残る地域としても知られています。
左【篠田さん】
鬼伝説についてよくご存知の方にお話を伺いにお家を訪ねました。
右【鬼伝説】
おにっこランドにある鬼の像を見ながら話を色々と伺いましたよ。なんでも、孝霊天皇(*1)が鬼を退治した
伝説があるそうです。鬼も3種類いて、赤鬼・青鬼・黒鬼だそうです。
ここ溝口地区はその昔、たたら製鉄が盛んだった地域でそれに従事している人々が褌ひとつで1200度~1500度はある、火の傍で作業してた事から“鬼のような顔”にもなっていたところから、たたらと鬼とは深い関係があるようです。この地域で鬼はけして悪いものではなく、守ってくれるものという存在だそうです。
*1孝霊天皇・・・紀元前290~215年在位
左【フレッシュストアもりもと】
昔から親しまれている商店。駅の目の前にあり、今で3代目で65年ほど前からされているそうです。
中【溝口駅前】
森本さんに昔の駅前の様子を伺いました。今はすっかり綺麗になり、道幅も広くなったそうです。
右【常連さん】
この日もお店の常連さんがお買い物をされていました。この場所は便利が良く利用しているとの事でした。
この先もずっと地域の方々の為にお店を続けてほしいですね(^^)
左【そぞろ歩き?】
駅に向かって歩いている外国の方を見かけて話を聞いてみると、1年前にイギリスから日本に来られたそうで
現在溝口中学校の英語教師をされているそうです。リュックを背負って歩いている姿・・・これぞ英国式そぞろ歩き!?
中【面・面・面!】
歩いているとお面が壁いっぱいにかけられたお家を見つけました!中に入ってお話を伺いました。
右【神庭さん】
ここにあるお面は全て神庭さんが作られたものだそうで、色んな方に欲しかったらあげると譲っているそうです。
お面に仏像に額に・・・すごい!!作品つくりも全て本を見て独学でされたそうですが、きっかけは、近所の方が
作られているのをみて自分も出来るのでは?とされたそうです。
左【南波さん】
ここ溝口は出雲街道が通る道でもあります。そこでこの地域の歴史に詳しい南波さんにお話を伺いに
お宅にお邪魔しました。
中【溝口郷校】
1863年~1870年まで溝口で開校していた学校。もともとは殿様が来られたときの宿だったそうです。
この学校の講師だったのが、儒学者の伊藤宜堂。
この方は、他に書経の山田方谷・詩経の伊藤東涯と並んで日本の三経と呼ばれていた方だそうで幕末の学問所としては
他に引けを取らない学校だったそうです。
右【溝口郷校の跡地】
出雲街道に面していた学校の跡地は今は溝口役場庁舎がたっていました。
その脇には溝口郷校之跡の石碑が建てられていました。
左【舟で渡る】
参勤交代途中に日野川を舟で渡っていた場所に案内していただきました。
写真は日野川対岸(国道181号側)の渡し跡です。
右【太守神社】
舟でわたり終わると、ここの境内で整列をして集まったそうです。
左【牛】
道を歩いていると真っ黒な牛が放牧されているのを見かけて話を伺いました。この牛は黒毛和牛だそうです。
右【宮崎さん】
この牛たちを放牧して育てている宮崎さん。夫婦で平成19年からこの地で畜産を始められたそうです。
左【子牛】
この取材の3日前に生まれた子牛を見せていただきました。かわいいですね~(@^^@)
右【娘さんのペット】
ペットとして飼われている、黒ヤギとポニーを見せていただきました。ポニーに乗ってみましたが
楽しいですね!!
左【リフト乗り場】
大山の紅葉が綺麗な桝水高原にやってきました。リフト乗り場に行ってみましたよ。
中【カップルシート】
このカップルシートの発案者の影山さんと共に男二人でカップルシートに乗って頂上へ~。
右【恋人の聖地モニュメント】
標高およそ900mの頂上に着くと、出雲方面に向いて作られたハートのモニュメントがありました。
出雲大社の縁結びの神様のお力をお借りして恋愛成就!だとか。