令和6年3月 年の取材記事一覧

岸本地区 NO.05

令和6年3月
伯耆町岸本地区

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【和牛農家】
長年和牛を飼っている方がいらっしゃると聞き、お邪魔しました。
渡辺さんのお宅は代々、牛を飼っておられるそうです。
お父さんが飼っている様子も見てきて、渡辺さんご自身も25歳くらいから始められたそうなので、もうすぐ60年。83歳だそうですが、お元気です。(2024年3月現在)

今育てているのは、
雌の牛が3頭、2月の始めに生まれた雄の子牛。雌の子牛の合わせて、5頭

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2022年鹿児島で開催された全国和牛能力共進会に、雌の和牛を出品されたそうです。

話している間、時折綱を上下されてますが、これが一番大事!
牛に合図を送って、審査基準の姿勢を保たせているとのことです。

合図のおかげか動かず、じっとしています。
品評会などで、審査委員にアピールするために大事な訓練ですね。

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【岸本要害跡】
地域の歴史に詳しい方にお話を伺いました。
近くの小川から、看板のあたりにある堀くらいまでが要害だったと言われています。

要害を治めていた武将については諸説あるとされ、
① 吉定にある瑞応寺にある伝記によると、三木城主(兵庫県)・別所就治が敵対していた尼子氏を追って当地に来たという説
② 別所就治の孫・長治が三木城で豊臣秀吉に囲まれて、自害した際に、乳母に抱えられ逃げてきた長治の子どもの一人が要害に来たという説
※瑞応寺には、その際に乳母が抱えて持ってきたとされる長治の念持佛(十一面観音)がご本尊として祀られているそうです。
③ 逃げてきた長治の子どもが、尾高城の出城だったこの要害を毛利氏からあてがわれたのではないか?という説

まさに、諸説ありますね。

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【瑞応寺】
4年前にもお話を伺ったことがある総代の森安さんにお話を聞きました。

吉定など、岸本地域に上側に住む檀家さんが多いとのことです。
別所就治が1526年に創建したお寺で、その孫の別所長治ゆかりのお寺と言われています。

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地元の方がまとめられたという資料を見せていただきました。
(資料によると)
長治の息子の乳母は、尼子を攻める際三木城へ連れてきた屈強な人の奥さんで、このあたりの出身のため、1歳頃だった長治の息子と念持佛を抱えて、故郷へ逃げてきたといわれています。

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森安さんのお母さんが中心となって、観音講を開催されていた時の写真が飾ってあります。

貴重な念持佛を見せていただきました。

【細見神社】
森安さんが子どものころから親しんできた場所へ案内していただきました。
こちらも氏子さんは吉定地区の方が多く、昔は60軒くらいあったそうですが、現在は47軒くらいだそうです。

1年で何回か祭があり、10月には例大祭。お神輿が出るそうです。
昔はみんなで担いでいたとのことですが、今は、軽トラの荷台に乗せて練り歩かれているそうです。

 1845年に寄進された狛犬。

(荒神さん)牛の像
この前まで、金メダルが掛けられていたそうですが、今日はありませんでした。 先ほどお話を伺った渡辺さんの金メダルだそうです。

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【吉定1号墳】
古墳時代に作られた古墳。
割石を積み上げていって、石室が作られているそうで、珍しいそうです。
森安さんが子どもの頃、この辺りは遊び場で、周りの竹を切ってチャンバラをしたり、石室に入って遊んでいたそうです。
子どもの頃には、もっと広く感じた。と話してくださいました。

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【CADEAU(カド)】
岸本駅の目の前にある、かごと古道具と真鍮の作品を取り扱っているお店です。

足踏み式のミシンが置いてありました。
真鍮は、オーナーさんが一つ一つ手作りされているそうですよ。
お店の奥の部屋でワークショップも可能とのことです。

もともとは米子市車尾にお店があり、その時は、多肉植物と古道具と真鍮を。 建物の老朽化でお店を閉めることになり、こちらに移転されました。 かごは、こちらに来てから始められたそうですよ!

常連さんにお話を伺いました。
古道具が好きで、新しい物入っていないかな?
オーナーの籠使いが素敵で、参考に・・と来店されるそうです。

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ワークショップを行っている部屋も見せていただきました。
真鍮の板を切って、熱して叩いて。一点ものの作品が作れます。
ゆったりと彫金。優雅な時間が過ごせそうです。

同じものはなく、それぞれが1点もの。
まさに、宝探し!お気に入りの逸品が見つかるかもしれませんね。

お問い合わせはInstagramから

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【PIZZA WITCH】
気になるピザ屋さんへ

お洒落なピザ屋さんです。玄関にはウィッチにちなんでか、ホウキが置いてあります。
店長の森さんにお話を伺いました。
名前の由来は、お店がある伯耆町の「ほうき」から。
ホウキと言えば魔女!から来ているそうです。

メニューが豊富です!

特徴は、テイクアウトが多いので、冷めても美味しくなるように。とイタリアから輸入した粉を使用されています。
香りが強いそうです。

有名なマルゲリータが人気とのことですが、店長のおすすめはアンチョビ!
チーズを使っていないとのことですが、店長のおすすめを注文しました。

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色鮮やかで美味しそうです。

トマトの甘味とアンチョビの塩味のバランスが抜群です!
生地も美味しくて、チーズがないことで、トマトの味がダイレクトに味わえて、本当に美味しいです。