令和6年11月 年の取材記事一覧

外江地区 NO.06

令和6年11月 外江地区

【外江小学校】

朝からなにやら作業中のところにお邪魔しました。

取材日翌日が公民館祭ということで、みなさんその準備中でした。

【外江西灘・喧嘩神輿】

植田さんのポロシャツに書いてある文字が気になります。

外江の夏祭りといえば『れんげ祭(通称:れんげさん)』

その中で、2基の神輿がぶつかり合う行事があります。

 

戦後一時中断していたそうですが、32年くらい前に地域の方が復活させたそうです。

 

神輿自体を丁左(ちょうさ)と呼びます。

以前は、外江地域を中・西・東と3つに分けて、それぞれに1基ずつ神輿があったそうです。

新しい住宅が増えたこともあり、現在は地域を南北の2つに分けて、ぶつけて競います。

本当に喧嘩したら大変なことになるので、神輿の上についている千木(ちぎ)を先に飛ばされた方が負け。2回戦うそうです。

ちょうど、この外江小学校のグラウンドが最初の喧嘩神輿の場所なんです。とお話してくださいました。

7月15日に近い 土日に開催されるそうで、外江地域の方にはまさに生きがい!

県外に出ている人も神輿を担ぐために帰ってくるそうです。

 

来年還暦を迎える植田さんですが、ご自身たちが若い世代とのことで、

せっかく復活してもらったので、途絶えさせてはいけない。と取り組んでおられます。

【外江盆踊り・外江盆唄】

昨年、館長に就任された柘植さんにお話を伺いました。今年で2年目。(2024年11月現在)

コロナ禍でいろんな行事がなくなっていたのが(落ち着いてきて)ちょうど再開される年。

ノウハウがあまりない中、職員の入れ替わりもあり、大変な一年でした。とのこと。

 

運動会は雨で中止。夏に丁左(れんげ祭)。7年ぶりの外江盆踊り。

それまで、中心となっていた方が体調を崩され、開催されていなかった外江盆踊りを、地域の方からの『やっぱり、ないと寂しい』の声を受けて、復活されました。

外江盆踊りの特徴である外江盆唄。

高齢化で歌い手が少なく、今年は残っていたCDの音源を使用。

いろいろと探したら、ラミネートされた歌詞カードが出てきたそうで、

来年は、事前にうたと太鼓の練習を行いたいと話してくださいました。

 

太鼓がちゃんと叩けないと踊りもバラバラ(笑)

生唄と太鼓!は迫力が違うので、盛り上がること間違いなし!来年は、練習の成果が楽しみですね!

【外江公民館】

入ってすぐの壁に飾ってある大きな絵。

昭和30年頃の外江海岸がモチーフだそうです。

作者の遠藤さんにお話をうかがいました。

牡蠣の養殖筏が浮かんでいたり

合同汽船乗り場があり、美保関→福浦→外江→大根島⇒松江などへ汽船が運航していたそうです。

浅瀬が砂地で子どもたちには絶好の遊び場。

汽船に乗って、海へ飛び込む子どももいたんだとか(;^_^

 

絵に残っていることで、当時の様子がイメージできますね。

遠藤さんは子どもの頃から絵を描くことが好きで、小学生2年生の時、ご自身の作品が廊下に貼りだされたことから、その気になって描くようになったとのことです。

もともと中学校の美術の先生をされていて、退職してから18年、今でも絵を描き続けていて、その作品は約2000枚!

自費出版で本に残そうか、と検討中とのこと。

ご自身のFBで、作品とともにエピソードなどを添えて投稿されています。

明日の公民館祭で、入口の作品をご覧になった方の反応も楽しみですね!

【全国3位!】

この秋活躍された方々に公民館へお越しいただきました。

ねんりんピックでe-スポーツ部門で全国3位に輝いたお二人です。

種目は、太鼓の達人!

 

大会の感想:ご本人は、緊張していないつもりでも、大会翌日手が震えたそうです。

 

前日に予選があり、上位8チームが本選に出場!

 

太鼓の達人を始めたきっかけは、かかりつけの病院の先生からのお誘い。

一旦は断ったけれど、テレビで年配の方がされているのを見て、これならできるかも。と思われたからだそうです。普段は外江公民館で練習されています。

メダルを見せていただきました!

当日は、箱に入った状態で受賞されたとのことなので、残念ながら首からメダルをかけてもらえなかった。とのこと。

僭越ながら、僕がお二人の首にかける役を担わせていただきました。

ポロシャツは、境港市が制作したオリジナルのもので出場者のみなさんに配られたそうです。ジャンパーは、(補助も受けて)ご自分たちで制作されたそうです。

 

この年になって、こんな素晴らしい一年を過ごしたことがあっただろうか。というくらい素敵な一年だったと話してくださいました。

 

次回のねんりんピック 岐阜大会には、e-スポーツがないので、

その次!2026年の埼玉大会を目指しています!とのこと、今度のご活躍を楽しみにしています!

【恵美須神社】

公民館で拝見した外江海岸の絵に出てくる場所で、

現在も残っているのは、この恵美須神社くらいとのことです。

【かやの鮮魚店】

店内に置いてある『蟹』にひかれてお邪魔しました。

もともと榧野さんのおばあさんが始められたお店で、

おばあさん→お父さん→榧野さん。の3代目。

 

最近は移動販売がメイン!

午前中に境港市内を移動販売車で回り昼からお店、と忙しくされています。

店内で、気になるものを発見!

愛犬のために、魚屋さんが作った国産無添加のペットフード。

 

先月お邪魔したオーリブさんが主催するイベントにも出展され、飼い主さん・ワンちゃんからも好評だったそうで、『あいご・スズキ・シイラ』など、たくさんの味があります。

【カミーナ】

産業技術センターと協力して開発した、(さかなの)骨や皮も含んだミンチを、つなぎを使用せずに固めたおつまみです。

 

僕も食べさせてもらいました。

思ったより柔らかくてしっとりしていますが、

なかなか嚙み切れないです。1時間くらい噛んでいられるのでは(笑)

 

噛むことが重要で、これもフレイル予防につながります。

『噛んでみぃな のカミーナ、ぜひおため・・』

カミーナだけに噛んでしまいました(;^_^

【外江港 偶然の再会】

9年前も外江漁港で偶然出会った方と今回もばったり!

漁師さんではなく会社員だそうです!

 

若い頃、親戚から『免許を取ったら船を貸してやる。』と言われ、船舶免許を取得、

最初は船を借りて釣りをしていましたが、やっぱり自分の船が欲しい!と20年ほど前にご自身の船を購入されました。

 

次回、外江に来る際もまた、たまたま出会えたらいいですね!