令和5年1月 年の取材記事一覧

尚徳地区 NO.02

令和5年(2023年)1月放送 米子市尚徳地区

 

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【国史跡 青木遺跡】

米子市埋蔵文化財センターの高橋さんにお話をうかがいました。
昭和46年~52年に調査が行われ、弥生時代中期から奈良時代の住居跡と古墳であることがわかったそうです。
竪穴住居跡が206棟、掘立柱建物跡260棟、古墳は55基見つかり、調査当時としては西日本最大級だったそうですよ。

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お邪魔したこの日は、雪を被っていますが、教科書でみる前方後円墳の形です。

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5~8つの住居が一つの集落になっていたことがわかります。
 丸く植栽されているところは、当時の住居の位置や大きさがわかるようになっているそうです。

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【支え愛の店ながえ】
 永江地区の拠点。交流の場所として、地域の皆さんが運営している 支え愛の店ながえで松井さんにお話をうかがいました。

 

 買い物難民を救おうと県の事業に名乗りをあげたのが始まりで、2023年2月で10年を迎えられます。
 食料品やお菓子もあり、涙が出るほど喜んでくださる方もいらっしゃると話してくださいました。

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 【支え愛ネットながえ】
鳥取県ギフ鳥-GifTori-:ふるさと納税の仕組みを活用して、鳥取県の地域づくり団体を応援することができる制度に登録されています。
2023年4月には、運動施設などをオープン予定とのことです。

 地域包括支援センターを設置することで、米子市からの設置料で運用するなど、 地域のみなさんの知恵と工夫で成り立っています。

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【カーシェアクラブ】
 ドライバーのお一人が、「話を聞くなら!」と代表の木下さんを呼んでくださいました。
 永江地区在住の方が対象で、お出かけや通院など、車の外出を支援されています。
ドライバーは10名。利用される方は124名。(2023年1月現在)

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 利用した距離に応じて料金がかかりますが、預かり金として積み立てて、必要経費を超えた場合、お金は利用者さんで分割してお返しされるそうです。
ドライバーの皆さんは完全にボランティアということで、本当に頭が下がります。

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【尚徳公民館】
 地域の歴史に詳しい田子さんにお話をうかがいました。
入り口には立派な門松。 地域のみなさんで制作されたそうですよ。

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尚徳地区を花であふれる街にしよう!と10年以上前から、法勝寺電車の線路だったあたりに『尚徳和みのロード』が設けられました。新出雲街道でもあるこの道には、プランターに植えられたパンジーやビオラが咲いています。
 田子さんは、尚徳和みのロード運営委員会のメンバーのお一人です。
 お邪魔したこの日は、雪を被っていましたが、毎年2回、学校や地域の団体で季節に合わせて植えているとのことなので、そうやって、地域のつながりが維持されているんですね。

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【法勝寺川決壊】
地域の歴史に詳しい香田さんにお話をうかがいました。
明治19年の9月に暴風雨によってこのあたりが決壊したそうです。
現在でも、その当時の名残が残っています。(写真右、看板の赤丸)

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【下安曇(しもあずま)の由来】
福岡市志賀島を本拠地に栄えた古代豪族である安曇族(あずみぞく)が全国に散らばり その名を地名に残したと言われています。

【樂樂福神社】
日野郡のイメージがある樂樂福神社ですが、米子にもありました!

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立派なしめ縄は、住民の皆さんが総出で作られたそうです。
境内には、土俵もあり、お祭りで奉納相撲が行われていたとのことです。

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【河田酒店】
入った瞬間に目に入った看板。
久米桜酒造のお酒のラベルとのことですが、カラフルな公会堂! 店主の河田さんにお話をうかがいました。
町の酒屋さんが姿を消していて、先代であるご両親は、廃業してもいいと思っていたけれど、 自身の好きなお酒を買える場所があまりなく、専門店にしたらいいのでは?と10数年前にお店を引き継がれました。

 実は、河田さんには以前にお会いしたことがありました。

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 山陰のお酒が中心で、5つの蔵のお酒が並んでいるそうですが、種類が豊富です。 面白いラベルのお酒も数多く並んでいます。

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 全部好きとのことですが、おすすめは、日置桜の糸白見(いとしろみ)。
若桜町の田んぼがある地域の名前のお酒です。
お米にこだわり、無農薬、無施肥で育てることで、余分なたんぱく質がつくられず、雑味がないお酒になるそうです。