令和4年6月 米子市義方地区
【大原さん】
米子市史編さんに携わられた、地域の歴史に詳しい大原さんにお話をうかがいました。
内町の由来:米子城の外堀に対して、内側にあったことから名前がついたと言われています。
吉川広家が米子城を築城する際に、御用達の人々が住んだとされています。
廻船問屋を営んでいた後藤家。
大原さんのご先祖はその船頭をしておられたそうです。
為替蔵と呼ばれる、仕入れてきた品物をいれておく蔵。
管理帳簿から、遠く北海道まで行っていたことがわかります。
教えていただいた為替蔵のあたりまで行ってみました。
現在は、マンションになっています。
当時は、このあたりまで中海とつながっていて、蔵の近くまで船が入ることができていたそうですよ。
【岡本一銭屋】
平成5年、兵庫県の芦屋からこちらにこられた岡本さん。
もともと『岡本一銭屋』は飴の製造卸問屋で、川の向こうに製造工場がありました。
一銭屋の看板を守ろうと、日暮里にあるお菓子問屋街を歩いて交渉、飛び込みで買付。
岡本一銭屋の名前が通っていて、信用で買い付けることができたそうです。
通ってくれる子どもたちと会話し、元気をもらっていると話してくださいました。
【長田茶店 エシカル&和カフェ NAGACHA café 1801】 1801年創業。
老舗お茶屋さんのカフェにお邪魔しました。
おススメの大山茶畑ラテをいただきました。
大山にある茶畑をイメージしたラテで、濃厚だけど、さっぱりしたどこか懐かしい味がします。
月・木・金は、お茶を出汁に使った釜めしの提供も始められました。
須山醤油さんの協力で完成した出汁
皆生にあるお店では、土日限定で、大山どりを使用したハンバーガーも食べられるそうですよ。
【皆生のあら塩】
社長自ら海の中から海水を汲んできて、釜で炊き上げた塩。
【自転車修理 まかせなサイクル】
もともとは、店主 二岡さんのお父さんが隣のガレージで、オートバイの修理店を営んでいらっしゃったそうです。
自転車の修理を依頼されることもあり、二岡さんが自転車について学び、10年ほど前にこちらで自転車修理店を始められました。
店内には、大人になってから、少しずつ集めたコレクションがたくさん! 近くの小学生が『見せてください』と立ち寄ることもあるそうです。
「あそこにあったわ!」
「行って、修理してもらったら、いい具合にしてもらえたわ」と言ってもらえるように 親しんでもらえたらいいな。と話してくださいました。
【加茂川】
加茂川沿で釣りをしている方に話かけてみました。
現在高校生の大道湊さん。
シーバス釣りを始めたのは中学1、2年生の頃から。
釣りは、おじいちゃんと一緒に3歳くらいから始めたそうです。
中海は、シーバス釣りのメッカ。
1mくらいのシーバス(スズキ)を釣ったこともあるそうです。
大道さんの名前の由来、実は湊山公園から来ているそうです。 医大(鳥取大学医学部附属病院)で生まれた湊さん。
お母さんが入院中に、湊山公園で遊ぶ子どもたちをみて、 この子の周りにも人が集まってほしい。という想いからきたそうです。 その名前のパワーに僕も引き寄せられたのかもしれません。
【天神町・たこ焼き屋さん】
5年前にオープンしたたこ焼き屋さんにお邪魔しました。
店長の稲田さんはフィリピン出身。
旅行で大阪を訪れた際に食べたたこ焼きが美味しくて、大阪のお店で修業されたそうです。
こちらのお店のたこやきは種類が豊富です。
おすすめの長芋たこ焼きをいただきました。
フィリピンの食材も取り扱っていらっしゃいます。
フィリピンでは、長生きして欲しいと願いを込めて、ビーフンを食べる習慣があるとのことです。
今後の夢は、お店を大きくして、いろんな所で販売したいと話してくださいました。