令和4年5月
【解脱寺】
阿毘縁地区にうかがった際、毎回訪れているお寺です。
開山350年記念で、2009年4月に完成した天井の「龍神天井画」を見せていただきました。
お話を伺った生田住職は、まちづくり協議会の会長をしておられます。 平成18年(2006年)に日南町立山の上小学校と統合し、閉校になった旧阿毘縁小学校跡の活用方法などを検討されています。(令和4年5月現在)
現在、日南町には小学校が1校だけ。
地区内には幼稚園から高校生までの子どもが10名ほど住んでいますとのこと。
旧阿毘縁小学校へ案内していただきました。
地域の歴史が分かる場に整備していく予定とのことですが、そこには卒業生の自叙伝が沢山残されていました。
その中には、生田住職の自叙伝も・・
【阿毘縁特産グループ】
旧阿毘縁小学校の家庭科室で活動しておられる『阿毘縁特産グループ』。
阿毘縁にお住いの方8名で、特産のりんごを使ったゼリーやジャム、ソースを製造されています。
焼肉や野菜炒めにも使えるりんごソース
家で使おうと思っていたソースを息子さんが持って帰ってしまう程、美味しい自慢の商品です。
りんご酢:夏は水割り、冬はホット、料理に入れるのもおすすめとのことです。
チョコッtoあびれをいただきました。
食べた瞬間からりんごの香りがきいたホワイトチョコです。
りんごジャムが入っているそうです。
阿毘縁特産グループが手掛けた9品目『リンゴ糀甘酒』
千代むすび酒造に、ふじのジュースを提供し、つくってもらった甘酒で、 660本製造しましたが、1ヶ月経たないうちに完売されたそうです。
記念すべき10品目はりんごを使ったお酒とのこと。
現在、制作中で秋には完成する予定です。
商品はゆきんこ村や道の駅にちなんで販売されています。
【トマト農家:坪倉さん】
地元出身、就農して5年の坪倉さんにお話をうかがいました。(令和4年5月現在) 関東に出ていましたが、帰郷を機にトマト農家に。地元の先輩方の話を聞いて、 栽培し、現在は9棟のハウスでトマトを栽培しておられます。
品種は大玉のりんか
息子の恒太くん登場、お父さんのお手伝いで、雑草取りをしていると話してくれました。
「(息子が)帰ってくることになり、嬉しかった。農業をしてくれるとは思っていなかった。 若い人たちがトマトづくりをがんばっているから・・」とお父さんの勝幸さんは、話してくださいました。
トマトの旬は7月下旬から11月くらいまで、これからも、ご一家でおいしいトマトをつくり続けてくださいね
【16年ぶりの再会 荒金さん】
16年前(2006年)にお会いし、その際に牛舎の柵を打ち込むお手伝いをさせていただいた、荒金さんと再会しました。
日南町の白ネギは、温度差、水の良さのおかげで、甘みがあるのが特徴
白ネギの他、米の栽培、牛の世話をされています。
前回、杭打ちした場所で、現在は和牛を3頭飼育しておられます。
5年前に、和牛共進会で、鳥取県の和牛が肉質日本一になりました。
かつては沢山の和牛農家がいましたが、現在は阿毘縁で3軒ということです。
【ゆきんこ村】
もともとは地元の有志の出資者で始まった『ゆきんこ村』
管理者が変わり、現在は南部町の企業が管理しておられます。
レストランでおすすめの焼肉定食をいただきました。
お米は地元の一心米(いっしんまい) 。
レストランの裏にはキャンプ場。
ログハウス(コテージ)や宿泊可能な古民家(茅葺)、バーベキューハウスもあり、これからの季節にピッタリ、いろんな楽しみ方ができそうです。
【ハーブデイズ・アボンリー】
26年前にオープンした「ハーブデイズ・アボンリー」さんへお邪魔しました。 1500株ほどのラベンダー畑からスタートし、植栽を変えたりして、現在は薔薇が多いそうです。
お孫さんが収穫をお手伝いされてました。
小さい頃から手伝ってきた、物づくりも好きなので、ゆくゆくは管理できたらいいなと話してくださいました。
薔薇の見ごろは6月頃、
今は、閉園されていますが、今年(2022年)は5月20日~6月26日まで(火曜日お休み)で開園されるそうです。 素敵で、ホッとする場所なので、これからも楽しみです。