令和2年8月
【当別当育苗】
上中山地区にある当別当育苗を訪れました。
全国トップクラスの生産量を誇る鳥取県中部のスイカ・メロンは5月下旬から7月中旬が最盛期。
取材に伺ったこの日は、裏作で作るメロンの接ぎ木作業をしておられました。
台木は丈夫な品種のダブルガード、穂木は甘さが特徴のルピアレッド(赤肉系)。
接ぎ木の作業は、皮一枚を残すのが重要で、指先の感覚が重要なのだそうです。
【大山ジビエ工房】
平成30年11月に完成した大山ジビエ工房さんにお邪魔しました。
事前に予約すれば、直接購入もできるそうですが、
今年(2020年)の6月から日吉津のアスパルでも、大山ジビエ工房の
イノシシ肉が購入できるようになったとのことです。
自然豊かな大山の恵みを食べたイノシシは、脂がのっていておいしいと語ってくださいました。
【樋口(ひのくち)神社】
大根島の大工さんが約1年かけて建立した樋口神社の本殿は、丁寧な細工が施され、当時から住民の心のよりどころとされていました。
お話をお伺いした赤川さんの曾おじいさんも建立に尽力されたとのことで、ご本人も寄贈された狛犬を見せていただきました。
【学びの里 甲川(きのえがわ)】
もともとは保育所だったという学びの里、甲川。
取材に伺ったこの日は、ボッチャというヨーロッパ発祥のスポーツをしておられました。
真ん中にある白いボールにより近づいたチームの勝利で、白いボールから一番近い相手のボールまでの半径にいくつボールが入ったかで点数を競う、パラリンピックの競技の一つだそうです。
(フレンドシップキルト)
手仕事をしたい人たちが集まって活動されていました。
フレンドシップキルトという、一人一人が、キルトの小さな着物を作り、みんなで作ったものを一つにまとめる作品を見せていただきました。
布好きが集まり、一緒にやりましょう!と『きばらいや上中山』として7年ほど活動していらっしゃいます。
(伯耆の白兎伝説)
鳥取市白兎海岸に代表される因幡の白うさぎが有名ですが、実は、伯耆地方にも白兎伝説が伝わっています。
いろいろな方に知ってほしいと紙芝居にしている奥田さんにお話を伺いました。
川を流れた白うさぎの下に一本の枝が流れてきたことから、きのえだ川→甲川(きのえがわ)となったとされています。
【中山神社・参道】
大山開山1300年祭に向けて3年ほど前から活動を開始し、21体あるお地蔵さまに前掛けをつけるなど、活動されていました。
大山へ参拝に来られた方の目印として設置されたと考えられるお地蔵さまは、現在の道とは異なる道におられ、今回の活動で初めて見つかったお地蔵さまもあったそうですよ。
文芸の小道 として、短歌や川柳が彫られた甲川のあぶら石の石碑が並んでいます。
中)【中山神社】
厳かな雰囲気の参道は、空気が違う気がします。
【白兎神社】
現在、参拝することはできませんが、白兎神社へ案内していただきました。
江戸時代、天然痘が流行った際には、治癒をねがった参拝者がいたそうです。
【中山神社・本殿】
中山神社本殿の基礎には、全国的にも珍しい、亀のお腹が彫られた石があります。
お祭りの時など、亀の石に向かってお参りする方も多いそうですよ。