平成30年2月放送
昨年から中海テレビの放送が開始した日野町をそぞろ歩き!
日野町根雨地区は日野町の北部に位置し、かつて出雲街道の宿場町として栄えた町です。
【おしどり】
日野町といえば”おしどり“ですね。雪の中、観察小屋までの道を
雪かきされていた森田さんに案内してもらいました!
こんなに間近でおしどりを見られる場所は他にはないそうです。
小屋の中には撮影に朝の7時半からこられている方もいらっしゃいましたよ!
早朝と夕方に餌を食べにおしどりが来るのでその時間帯がお勧めとのことでした。
【オシドリ資料館】
資料館もありました!先ほど話を伺った森田さんたちが中心となって
写真や資料をまとめているそうです。こちらでは食事も出来るそうで
オススメは『オシドリうどん』とのこと。※おしどりは入ってません!
早速注文しました!
うどんにはオシドリを模ったかまぼこが2枚入ってましたよ(^^)
【窪田書店】
根雨のメインストリートを歩いていると、書店がありました。お店に入ってお話を伺いましたよ。
お店は大正時代から営業されているそうで、現在で3代目だそうです。
昔はこの通りにたくさんお店があり、こちらの書店も店内が埋まるくらい
お客さんが来店されていたそうです。お客さんのほとんどは学生でした。
【日野町公舎/たたらの楽校】
趣のある建物を見つけました!
『たたらの楽校』の看板が。中に入ってお話を伺いましたよ!
建物内にはたたら製鉄の歴史を学べるように色々な資料がありました。
ケラと呼ばれる鋼のもとになる塊もありました。
「すごく重いですね!!」
※こちらの建物は冬期は休校中<11月~3月>
今回、特別にみせていただきました[4月中頃から開校予定(土日祝のみ)]
【根雨神社】
根雨神社にやってきました!お話を伺うと、昭和8年に三社を合祀して建立されたそうです。
この神社を建てたのはこの番組ではお馴染みの「富次精斎/安来市出身の宮大工・彫刻家」です。
欄干裏に名前が彫られていました。
【祇園橋】
根雨神社の前にある橋。
長谷部信連(平安後期~鎌倉時代の武士)が都からこの地に幽閉された。
故郷を偲び、祇園と名づけたとされる。
【影面石】
神社裏には影面石と呼ばれる石があります。古典の世界で”影”とは光と影の両方を意味し
光に面している石だそうです。
この神社のある場所は、板井原川と日野川の合流する場所。
昔から合流点は神聖な場所と考えられていました。
【根雨の由来】
元明天皇治世の頃、この地が干ばつに見舞われました。
人々は雨が降るように祈りをささげたところ、雨が降りました。
そして、「根潤う」が転じて『根雨』になったといわれています。
【お茶屋おがた】
お茶屋さんを見つけましたよ。中に入るとお茶が飲めるようになっていました。
せっかくなのでお抹茶をいただきましたよ!お菓子もついてました(^^)
こちらのお茶屋さん、江戸時代には松江藩の御本陣だったそうです。
ですが、2度の大火に遭い本陣は別の場所に移されたとのことでした。