2018年12月放送
【本陣跡/足羽家住宅】
7年前に本陣跡を訪れた際にお話を伺った岡村さんに再会しました!
定期的に歴史部会というのを開催されているそうで、この日も皆さん
集まって勉強会をされていました。
●杉原六郎次郎・・・地頭としてこの地を管理していた人物
●二部の地名の由来・・・所領を分割した面積から
(全国にも二部や三部などといった地名は多くあるそうです)
●歴史ガイド・・・二部公民館で申込みを受け付けています
【傅燈寺】
足羽家と縁のあるお寺を案内していただきました。
こちらのお寺は1336年(室町時代)に天台宗の古庵として伝わったそうそうです。
その後曹洞宗として再興する際に足羽家が尽力しました。
こちらのご本尊である薬師瑠璃光如来像は、運慶が作ったものと言い伝えがあるんだとか!凄いですね!
●運慶・・・平安末期~鎌倉初期の仏師。作品の多くが国宝や重要文化財に指定されています。
【二部公民館】
公民館の中でそば打ち教室が行われていました。
皆さんが先ほど打ったおそばを一緒に食べさせていただきました!
温かいそばと、冷たいおそばです。手打ちならではの麺もありましたよ(^^)
【二部神社】
神社でお話を伺いました。こちらの神社の歴史も古く、後醍醐天皇と縁があるそうです。
毎月一日には「月次祭-つきなみさい-」と呼ばれる、平和と安全を祈る祭が行われています。
【どぶろく上代】
7年前にも訪れたこちらへ。県内初の「どぶろく特区」に認定されました。
安達さんにお話を伺いました。町おこしで始めたどぶろく造りも今年で10周年
だそうです!おめでとうございます!仕込み中の樽もみさせていただきましたよ!
どぶろくの仕込みは年中されているそうです。仕込み10日目のどぶろくを試飲させていただきました。
酸味や米の粒感があります。あと15日ほど発酵を続けると、酸味もまろやかに、粒もしっとりするそうです!
【癒しの桃源郷】
川からの水に、水車を設置している方を発見!話を伺ってみました。
なんとこちらの安達さん、33年かけて滝巡りコースを作ったそうですよ!
もともと建築業をされていたそうで、今は息子さんに任せてご自身は『癒しの桃源郷』作りに精を出しているそうです。
イングリッシュガーデンや日本庭園、露天風呂に茶室までありました!
行ってみたい方は会社に予約をしたら入れるそうです(^^)
●安達住建・・・0859-27-2787
平成23年7月放送
左【かつての出雲街道】
ここはかつての出雲街道だそうで、江戸時代はここが参勤交代として使用されていたそうです。
中【足羽家住宅】
参勤交代時の宿所の足羽家住宅です。ここに松江藩の方々が泊まられていたんですね。
中を見せていただきましたよ。
右【出雲少将宿】
家に入ると、看板がおいてありました。これは、道中の松江藩の宿でしたという証だそうです。
ここには松江城主だけでなく、米子城主も使用していたそうで、ここから津山まで行っていたそうです。
左【二部公民館】
二部公民館へ行ってみました。この日は二部小学校の子供たちが、もみから苗を作り育てる作業を体験して
いました。今まで苗作りは農家の方がされていたそうですが、今回は初めてもみから苗が出来る工程が知り
たいと3年生たちが挑戦しているそうです。
中【苗を植える】
子供たちがそれぞれバケツに泥を入れ、そこに小分けにした苗を植えました。
右【水路】
田んぼに水を入れる水路を見に行きました。公民館の館長さんが子供たちにこの仕組みを教えていましたよ。
この一連の授業は、「拓士の時間」と名付け開拓の精神を育もうと取り組まれているそうです。
左【拓士の像】
彫刻家辻晉堂(二部出身)の作品。この拓士の像にちなんで授業を「拓士の時間」と名付けられたそうです。
右【よろしくね!】
僕の植えた苗も子供たちに“たくし”て、育ててもらうことに!元気に育ててね!
左【二部保育所】
子供たちの遊ぶ元気な声を聞いて、保育所に行ってみました。
中【遊ぶ子供たち】
保育所の庭には芝生が敷かれ、子供たちが裸足で元気に遊んでいましたよ。この保育所には22人の子供たちが
預けられているそうです。
右【逃走中】
子供たちと一緒に裸足で遊びましたよ!いやぁ芝生は気持ちいいなぁ。子供たちが水を持って追いかけてきたので
必死に走りましたよ!!逃げろ~!!
左【住田さん】
畑で作業されている方が居られたので話を伺いました。この畑ではインゲン豆とソラマメを植えているそうで、
『まめ』には“マメに働く”などの言葉もあることから、それにあやかって豆作りでまめな二部を目指し育てているそうです。
右【豆畑】
この7月にはじめての収穫を迎えるそうです。この豆が二部地区の特産品になるといいですね!
左【伊沢商店】
歩いていると商店を発見しました。この辺りには他にお店は無く、ここ1軒だけだそうです。
店主の伊沢さんに話を伺いました。
中【店内】
商品は毎日仕入れをされるそうで生魚や干物などもおいてありました。伊沢さん曰く、
『田舎なのでなんでも揃えておかないと』とのことでした。
右【常連さん】
よく来られる田村さんにお話を伺いました。何でもあって助かる。無いと大変とおっしゃってました。
【店内の奥】
店の奥に進むと、近所の方々が来れるように飲食スペースが作られていました。ますます地域にとって
必要なお店なんですね。
左【農家食堂上代学校】
福岡地区に、廃校を利用した地域振興の建物があると伺ってやってきました。
中【どぶろく醸造場】
敷地内に“源流上代どぶろく醸造場”の看板が。早速覗いてみましたよ!
安達さんに案内してもらってどぶろくを造っている庫内へ。中は8℃と、寒いっ!
右【どぶろく】
仕込んで10日めのどぶろくを見せていただきました。「う~ん、いい匂い」あと20日程で瓶詰めだそうです。
左【試飲】
先ほどの醗酵途中のどぶろくを飲ませていただきましたよ!途中段階のものだからか、美味しいけど舌が
ピリピリします!このピリつきは炭酸ガスによるものだそうです。
中【上代学校内】
中に入ってみると、食堂は教室の形そのままに利用されていましたよ。
メニューにタコ料理がありました。尋ねてみると、福岡神社の通称が「たこさん」からタコ料理を考えたそうです。
右【お客さん】
この日来られて食事をされていた方に話を伺いました。夜見から来られたそうで、新しく出来てるとのことで友達と
一緒に来られたそうです。
左【福岡神社】
通称たこさんの福岡神社に案内していただきました。祭神が大蛸に乗って海上を渡ってきたことから蛸さんと
呼ばれているそうです。
右【蛸舞式神事】
この神事は太い梁に氏子が抱きつき、それをみんなでグルグル回すという神事で全国的にも珍しく、鳥取県の無形文化財にも指定されているそうです。日本三大奇祭の一つとして数えられているお祭りだそうです。
左【道端のポニー】
道を歩いているとポニーをみつけました!世話をされていた舩越さんに話を伺うと、好きだから飼ってる!とのこと。
他にもチョウザメを飼っているそうです。
中【チョウザメの生け簀】
この土地にある石は舩越さんが一つずつ積み上げていったそうです!
この過疎化が進んだ地域に少しでも面白いものを造って人の集まるきっかけになればと、造ったそうです。
右【チョウザメ】
舩越さんになぜチョウザメなのか尋ねると、ここに遊びに来たときに何か面白いものがあればと、
食用にもなるし、釣堀も楽しいかなと、話して居られました。何れは春夏秋冬を楽しめる場所にしたいそうです。
チョウザメを生け簀に戻しましたよ!
『ヌルヌルする~。よいしょっと!!』