CROSS TALK

PHASE. 1
持続可能な地域を目指す

社長
どうして中海テレビに入社したいなと思ったんですか?
中田
営業職っていう大きな枠で就職活動していて、その中でも地域貢献に力をいれている企業を探していました。3回生の冬に中海テレビの5日間のインターンに参加したんです。実際に一緒に働かせてもらう中で地域活性化に向けて真剣に取り組む姿を強く感じて入社を決めました。
  柴
地域貢献に対する熱い想いは私も伝わってきました。マスコミ関係で探していて、多くの会社説明会に参加したのですが、その中でも、中海テレビが一番本気で地域貢献に取り組んでいる。そして、実際に事業として体現できていると思いました。一番の決め手は、他県のケーブルテレビの参考になっているという点です。ここで自分がやっていることが他県にも広がっていけば、ここにいながら他の地域にも貢献できるということをイメージできたからです。
社長
地域貢献という言葉が出てきましたが、中海テレビは地元法人や自治体、個人の方々に出資いただいて設立しました。ですから地域活性化は、我々にとってとても大事なミッションです。柴さんの言われたとおり、事業として取り組んで行く必要があります。地域貢献と聞くとボランティアというイメージがあるかもしれませんが、企業である以上、継続していくために地域貢献しながらも利益を出さないといけません。
[営業部] 営業一課 中田 智也
[営業部] 営業一課 中田 智也
[放送事業本部] 報道部 柴 宗摩
[放送事業本部] 報道部 柴 宗摩
中田
電力の事業は地産地消、地元の電気を地元で使って欲しいという想いがあると思うんですが、お客様と話している中で、この想いに共感してくださる方が多くおられて。そういうときはやっぱり嬉しいですし、そういう考えを広めていきたいです。やっていることは間違っていないと実感します。
社長の思われる地域貢献とはどのようなことか是非伺いたいです。
社長
暮らしている人が、幸せだと感じてもらえる地域を作るための事業をすることです。
人それぞれ幸せの価値観は違うし、何をもって幸せというかは難しいですが、人や物、お金が地域で循環されて、そこに人が住み続けられる持続可能な地域を作っていくことで幸せを感じてもらえると考えています。
平井
今行っている、モバイルや電力の事業なども都市部にお金が出ていかないように地域で循環するという考えに基づいて始められたのですね。そのビジョンは創業当初からお考えなのですか?
社長
創設当時からです。私自身会社を創設した人間ではないですが、創設メンバーの思いを受け継いでます。だから、皆さんにもこの思いを受け継いでいただき、次の世代にも伝えていって欲しいと思っています。平井さんはどのように地域貢献に関わって行きたいですか?
平井
教育の分野で貢献したいと思っています。中海テレビが規模を拡大するためには、新規の加入者が多く必要だと思っています。しかし、人口が少ないのがネック。そこを変えていきたいと考えています。原因は色々あると思いますが、今は大学生になって県外に出てそのまま帰ってこない若者が多い。ですから、地元で働く素晴らしさや必要性を学校や県・市と連携し、中海テレビのインフラを活用することで変えていきたいと考えています。
清山
私も教育分野での地域貢献をしていきたいと思っています。例えば、中学・高校に行って地域とメディアの関わり方の講演などを通して、地域でのメディアの必要性や可能性を伝えていきたいです。
社長
確かに、今までの放送・通信・エネルギー事業とは違った新しい分野での挑戦が必要です。
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PHASE. 2
日々挑戦していくための土壌作り

社長
色々なことに挑戦していける環境にするために、ジョブローテーションというメンバーシップ型の雇用形態を推進しています。中海テレビは、放送・通信・電力を総合的に利活用して地域のためにサービスを提供しているので、できるだけ会社全体の業務内容や事業を理解することで、より良いサービスがお客様に提供できると思っています。最終的には出来る限り希望の職種についてもらい力を発揮していただきたいと考えていますが、ジョブローテーション制度はどう思いますか?
平井
私は報道志望で入社したのですが、実際営業に配属になりました。最初は正直希望どおりの職種につけなくてショックでしたけど、営業の仕事ってお客様の感謝の言葉を一番ダイレクトに聞けますし、すごくやりがいがあって楽しいです。これから40、50年働くと考えた時に、若いうちに色々経験させてもらえることはありがたいことだと思います。
社長
それを聞いて安心しました。営業に配属したことに間違いなかったですね。
「これをやりたい!」と希望して入社してきたけれど、色々な職種を経験していく中で当初希望していた職種は自分には合っていないと気がついたり、逆に今の職種が自分にとってベストだと分かることもあると思います。
小柳
私自身は、ジョブローテーションはすごく良いと思っています。今は報道もやりたいし、制作する力もつけたいし、営業もやりたいし、何でもやってみたいと思っています。松本さんはどうですか?
松本
逆に私は、あまり配属転換の希望は強くなくて。色々な職種に挑戦するのも楽しそうですが、一つのことを極めたいという想いが強いです。今は技術部で業務を行っているのですが、営業部を通してお客さまからのインターネット関連の質問をよくいただくんです。その度に勉強したり、先輩に教えてもらって対応しているのですが、将来的には完璧に答えられるようになって、技術的な面でみんなをフォローしていきたいです。
社長
松本さんはスペシャリストを目指しているんですね。先ほどジョブローテーションを推進していると言いましたが、一方で専門的な知識や技術を極めた人材も会社にとって非常に重要です。だからメンバーシップ型とスペシャリストを育てていくジョブ型をバランス良く使い分けるハイブリッド型の体制を取っていこうと思っています。小柳さんのように幅広く経験したいと思っていたり、松本さんのように専門的なことを極めたいと思っていたり、それぞれの考えや希望があると思います。その想いは、会社としてもできるだけ尊重しています。もちろん会社の事情やその人の適性などもありますから、100%希望が通る訳ではないですが、過去に強い希望をもっている人でその部署にいけなかった人は稀だと思います。その人がやりたい仕事をやることは、モチベーションの向上にもつながり結果的に会社の成長にもつながると思います。
[技術部] システム技術課 松本将太
[技術部] システム技術課 松本将太
[営業部] 営業一課 平井 嘉津之
[営業部] 営業一課 平井 嘉津之
平井
ジョブローテーションの意図が良くわかりました。
なぜこの部署になったのか、こういうところを伸ばしてほしい、学んでほしいからこの部署に配属したんだよと理由をつけて新入社員に伝えていただけると、さらにモチベーションになると思います。
小柳
そうですね。違う部署に配属されることで視野が広がるんだということも伝えていただきたいです。
  柴
あとは、面接の際に「必ずしも希望している部署に配属されるとは限りません。」と伝えてもらっていましたが、内定の連絡をいただく際に、再度そのことを伝えていただけると、改めて心の準備も出来ると思います。
社長
わかりました。
年を重ねていくと、そういうことは言わなくてもわかるだろうと思いがちになります(笑)。そういう面で、私たちが当たり前になっていて気づかないところを、皆さんが新しい意見として会社に取り入れていって欲しいですし、伝えていって欲しいです。次の新入社員の心のケアもお願いします。
松本
実際に今働く中で、先輩社員の方には心のケアをして頂いています。私は元々化学系を専攻しており、機械・情報系の専門知識は全くない状態で入社しました。全く違う分野で大変不安でしたが、先輩社員の方が丁寧に優しく指導してくださるので、安心して業務に望むことができています。
CROSS TALK

PHASE. 3
これからの時代を勝ち抜く

社長
今、テクノロジーの急速な発展やグローバル化で時代の流れが驚くほど速くなっています。この時代を生き抜いて行くには、常識にとらわれないもっと型破りな発想を取り入れて行かないといけないと思っています。皆さんには、若さゆえの柔軟さと発想力があります。それを存分に活かして会社を引っ張っていって欲しいです。
平井
通常の業務に取り組む中で様々な勉強はしているのですが、それだけでは、型破りな発想力はつかない気がします。そういう力を身につけるにはどうすればいいでしょうか?
社長
日々挑戦することが唯一の手段です。失敗は何度でもして良いし、そこから新しいアイデアが生まれたり、今まで思いつかなかったやり方を発見できたりすると思います。だから、自分の限界を決めてしまうのではなく、常に高みを目指して、どんどんチャレンジして欲しいです。仕事だけではなくプライベートでも。
今チャレンジしてみたいことはありますか?
小柳
この地域に住んでいる人たちが、「この地域には何にもない!」と思うことがないようにしたいです。 具体的には、毎週金曜日に生放送している「パルディア」という情報番組でも、まだ紹介しきれていないほど、この地域には良いお店や会社がたくさんあります。番組で紹介することで、地域の皆さんが「このお店はどこどこに出店していて有名なんだよ」「あの会社はこんなすごいものを作っているんだよ」と語り合えるような地域になればいいなと思っています。そしてこれから私もそういう番組をつくりたいと思います。
清山
小柳さんが言うように、地域の魅力を余すことなく発信していくことは、中海テレビにとって重要な使命だと思います。その上で、中海テレビのことは知っているけど、加入はされていないお客様がまだまだおられると感じています。その要因はどこにあるのか、営業としてお客様にどのようにアプローチしていくのか、常に試行錯誤しながら一件でも多くの加入に結びつけて行きたいです。
  柴
私は日々ニュースを作っているのですが、将来的には番組全体をより良い物にするためにどうしたらいいかを考えられるようになりたいです。その番組を地域の枠にとどまらず、県外、もっと広く世界に発信していける仕組み作りだったり、今までにやってこなかった全く新しい事業を提案したいと思っています。
社長
我々が掲げている「地球をつなぐ 未来につなげる」という理念は普遍的なものなので、今ある自然・文化・経済など地域資源を次の世代につなげていくことが大事だと思っています。例えば、これからは国際的な目標であるSDGsにしっかりと取り組んでいくことで、地域内だけの中海テレビではなく、世界の中の一員としての中海テレビとして使命を果たしていきたいと考えています。そして、今まで収入のほとんどを地域内でまかなってきましたが、地域外、もっと広く国内外への事業展開も地域の発展のために重要だと考えています。そのためには、もっとグローバルな事業に取り組んでいきたいですね。今までも、特定の国と協力して事業はやってきましたが、もっと広い範囲での展開が必要だと考えています。最初にも伝えましたが、皆さんの型にはまらない発想力や、常識にとらわれない新しい提案が不可欠になってくると思います。これからの地域、そして中海テレビを担っていく皆さんには心から期待しています。一緒に頑張っていきましょう。
[営業部] 営業一課 清山 優希
[営業部] 営業一課 清山 優希
[放送事業本部] 制作部 小柳 優
[放送事業本部] 制作部 小柳 優
加藤 典裕(かとう のりひろ)
鳥取県米子市出身
【1989年入社】   代表取締役社長
松本 将太(まつもと しょうた)
鳥取県境港市出身
【2020年入社】[技術部] システム技術課
中田 智也(なかだ ともや)
鳥取県米子市出身
【2020年入社】[営業部] 営業一課
清山 優希(せいやま ゆうき)
鳥取県米子市出身
【2020年入社】[営業部] 営業一課
柴 宗摩(しば そうま)
岡山県岡山市出身
【2019年入社】[放送事業本部] 報道部
小柳 優(こやなぎ ゆう)
福岡県柳川市出身
【2019年入社】[放送事業本部] 制作部
平井 嘉津之(ひらい かつゆき)
兵庫県宝塚市出身
【2019年入社】[営業部] 営業一課