鳥取環境大学と中海テレビ放送は21日、 地域課題の解決や人材の育成、情報発信、産業振興に取り組む包括連携協定を結びました。

　中海テレビ放送はデジタルサイネージを大学内の共有スペースに設置しました。サイネージでは、鳥取県の企業およそ20社を紹介する動画を見ることができます。

　鳥取環境大学には、現在、およそ1,200人の学生が在学していますがそのうち80％は県外出身者です。さらに、卒業後に県内で就職する学生はおよそ15％にとどまっていて、その人数を増やしていくことが課題となっています。そのため、デジタルサイネージの設置で少しでも多くの学生が地元企業に関心を持ち、就職につながることを期待しています。

　今後、鳥取環境大学と中海テレビ放送は、学生と一緒に番組制作などを通じて連携を深め、地域課題の解決に取り組んでまいります。