番組審議会

自主制作番組放送基準


令和6年度 中海テレビ放送 第2回放送番組審議会 議事録

  • 日 時 令和6年12月3日(水)14:30~16:00
  • 場 所 中海テレビ放送 会議室
  • 出席者 委員7人・中海テレビ放送8人
    • 委員(【会長】前田昇 委員 /【副会長】高増佳子委員/ 大下志穂 委員 / 庄倉三保子 委員 / 亀井光康 委員 / 杉原幹雄 委員 / 山本真也 委員 )
    • 中海テレビ放送(代表取締役社長 加藤典裕 / 専務取締役 鶴木俊文 / 取締役 メディア創造本部本部長 野坂貢弘 / 地域創造本部 本部長 兼 メディア創造本部 副本部長 三浦健吾 / メディア創造本部 報道制作部 次長 横木俊司 / 報道制作部 制作課 課長 小林洋介 / 編成部 番組企画課 課長 堀尚俊 / 番組企画課 課長補佐 佐古肇 )


■審 議

(1)番組批評(2番組)
  ①中海チャンネル121より
    ・壮観劇場2024年8月 東西南北ぐるりと大山
  ②中海テレビニュース「報道特別番組」
    ・2024年10月衆院選開票速報ダイジェスト

(2) <委員の皆さんのご意見>
  ①中海チャンネル121より 壮観劇場2024年8月 東西南北ぐるりと大山

・ナレーターが良くて、壮大な音楽が良かった。
・左上のタイトルテロップがチャプターごとに変わったり変わらなかったり
分かりにくかった。タイトルがタイトルらしくない言葉だった。
・色が被るテロップで見にくく気になってしまった。
・クレジット見にくい。
・自分の地域を紹介するときに利用したいぐらい四季折々、東西南北が捉えられていて、
良い映像だった。
・ナレーション、映像素晴らしかった。
・四季折々の風景や東西南北の大山など文化的要素や教育的要素、観光的要素もあり 評価できる番組ではないかと感じる。
・県外の方が見る、という視点でいくと撮影時期やシーズンなども分かるように
入れておくとさらに丁寧だったのではないか
・地元の人でも良い番組だと感じた。
・ナレーターの声が重たく感じた。個人の意見になってしまうが女性の明るい声でもよかった。
・撮影方向などの矢印があったが、知らない人が見たときにも分かりやすいようにしておくとよりよかった。
・ナレーターの声については女性と男性を組み合わせても良かった。
・大山をテーマとする際には歴史や周辺の人々の営み、山岳としての魅力など様々なものがあるが、クロマグロなど取り留めのない感じがあったと思うので、もう少しフォーカスした方が良かったのでは
・北壁と南壁は区別がつきにくく、撮影方向、向きなどが分かりにくかった。
・山頂付近でドローンを活用してみるなどすればもう少し迫力が増し、大山の魅力が表現できたのではないか。
・放送以外での活用を検討してもよいのではと思う。例として、とっとり花回廊などの観光客向けシアターなどはどうだろう。
・特に気になるところはなく、きれいな映像で様々な角度から取られていてよかった。
・様々な視点で作られているが、クロマグロは唐突だったのではないかと感じる。
出雲富士とクロマグロというタイトルが出たが、もう少し深堀があれば視聴者
・出演者の説明とナレーションとの関連性が分かりにくく、あるのか分かりにくかった。
・大山の東側はなじみがないので星の映像はどれが大山か分からなかった。観光情報としての視点として撮影場所の情報があればよりよかった。
・様々な場所の情報があったが、1つ1つ深く濃く掘り下げて、歴史的背景を探るなど、あとで行ってみたいなと思えるような動機付けができる映像の見せ方ができるともっとよかったのではないかと思う。
・ナレーションの言葉でいいなと感じる言葉などはあえてテロップ化するなど文字として表示させても印象に残ってさらに良くなるのではと感じた。
・大山の四季がテーマであるため、画面のどこかに春夏秋冬が分かるようにしておいたほうが分かりやすかった。
・クロマグロや水鳥公園は必要でしたでしょうか?大山とどうつながるかが不明だった。大山のみにこだわる方が大山の魅力がアピールできたのではないかと感じた。
・コメントが短くなってしまっていて少しさみしい
・紹介のテロップが「文化財団」のみになっていた米子市文化財団など正式名称を使用するにしてほしい。
・きれいな映像で見飽きなかったが、和傘などは22年までとなるため今はないということを明示しておかないといけない。
・全体の統一感の中でストーリー性を演出してもよいかと思う。オープニングとエンディングで工夫をしてみるとよいのでは
・きれいな映像なので、大山寺の自然観察館や観光局などに提供すれば喜んでもらえるのではないかと感じた。
・今後も大山をテーマとして番組を作ることがあると思うが、例えばプロカメラマンが1枚の写真を撮るためにどうやって撮ったかなどを深掘りすれば、すごい物語があると思っている。そういう視点で作っていただけると感情移入などしやすいと思う。
・様々な立場で大山に関わる方が多くおられるので、そのような方々をつなげると県外の方にもインパクトがあるのでは?
・とてもよい番組だと思う。例えば、公民館などで集まった際に鑑賞するなどしてもよいか?


  ②中海テレビニュース「報道特別番組」 地域防災力で命を守る「シリーズ地域の防災力」

・ダイジェストを審議会で審議するのがよいのでしょうか?
・日南町の投票所で出口調査しているところを見ていた。小選挙区だけではなく比例の出口調査についても、鳥取西部の方がどのような政党に興味を持っているのかが分かるので触れてほしかった。
・ネットアンケートの年代性別などの内訳も知りたい
・出口調査結果など、過去との比較も参考程度にあれば変化が知れるのではと感じた。
・円グラフの数字が明記されていなかったため、詳細が分かる方がよい。
・途中から見た人でも分かるように赤沢氏当選確実などの表示が画面のどこかにあってもよかったのでは?
・調査方法についてMCから最初にきちんと説明が必要では?
・紹介されたのは単純集計の結果がほとんどで、クロス集計での言及がなかった。番組中で、どのような属性の人がどのような投票行動をとったかを追求できていなかった。
・ネットでの調査も大切だが、高齢者のようなネットを使わない方々がどういう投票行動をとったかが描かれないといけないと思う。
・想定される論点などを整理しておき、投票行動に移るときに何を大切にして投票したかを確認してみることが大事ではないか
・SNSとオールドメディアの間にあって、街の声や各種データをうまく拾って、リアルタイムで自由に論じる番組があってもおもしろそうだなと感じた。
・開票速報番組であるため、視聴者目線として当日は誰が当選したのかが分かれば良いと思う。政策などについては後日別番組でまとめて制作してもよいのでは
・音声をAIにかけて調べたところ、すべて問題なく中立な立場で放送ができているとのことでした。
・比例代表のところについて深堀し、どのような政策に対して期待しているのかなど聞ければよかった。
・各政党の政策などについて簡単なまとめやおさらいなどがあればなおよかった。
・アナウンサーの発表より前にテロップが先に表示されてしまい、どういうことかよくわからなかった。
・政治の番組をあまり見ないので勉強になった。
・ダイジェスト版だけでは物足りなかった。
・当確の信頼性について出口調査や独自調査の中身をもう少しひもほどいていただければ分かりやすい
・出口調査やアンケート手法について詳細のデータを細かく正確に示しておかないといけない。
・出口調査の項目について、何を評価したかなども地元の人からすると知りたい項目です。
・ダイジェスト版のため、湯原さん陣営や福住さん陣営の映像が寂しそうに見えてしまう映像。
・身近な市町村議会議員選挙は早く結果を知りたい。国政選挙は大勢がおおよそ決まっていると思うのでそこまで急いで当確情報を知りたいとは思わない。
・国政選挙でも推しがあるので早く知りたい。その後に解説や政策についての内容を伝えてもらいたい。
・当日では当落を早く知りたい。
・ネットの影響による選挙行動は今年で大きく変わったと考えている。
・若い方のSNSでの発信などを番組でキャッチして放送に活用できればよりおもしろくなると思う。
・政治や選挙の話題は興味こそあるが、普段の会話などではあまりない。
・ネットの情報は自分の趣味趣向でピックアップされてくるので実際の結果と異なることがある。
・各世代の討論や各地域の課題などを収録しておき、当確情報などがすぐに出ないときには流したりするとよいのでは。
・実際に投票の立合人をしているが、日南町は投票所が少なくなってきている。高齢の方は投票に行くこと自体が難しくなってきている。期日前投票ではバスの往復券をつけて配布したりしている。 西部圏域の課題ではないかと考えているため、地域の実情などにもスポットライトをあてていただきたい。

以上